ほっと一筆「梅干しの理想の味」
2022.11.19
昔から実家や祖父母の家の冷蔵庫に常備されているもののひとつとして、梅干しがある。
毎日食卓に上がるでも、食べたい!と思ってつまみ食いされる対象でもないのに、必ずある。
副菜の品数足しに出てくるか、おにぎりの具になるか、それくらいの頻度なのに、なぜか必ずある。
祖父母のは減塩しょっぱめ(そういえば自家製もあった)、実家のは父親好みのはちみつが効いた甘めのやつ。
しかし、ひとり暮らしになってから、はたまた結婚してからは、我が家の冷蔵庫には梅干しがない。
たまに買おうとする。
でも思ったより高いのね、梅干し。
作る手間を考えたらそりゃそうなんだけど。
値段より何より買うのを躊躇するのは
「そんなに食べる頻度がなさそう」
ということ。
それだけならまだ買うんだけど、
「夫さんの好みとわたしの好みが違う」
ということ。
こっちのほうが買わない理由としては大きい。
わたしは酸っぱいのがすき、でも塩分は控えめだと嬉しい派。
夫さんは酸っぱしょっぱすぎるのはだめ、できれば甘めのやつが食べたい派。
違う味は同居しないから買えない。
2種類買うほど消費するとも思えない。
困るのは、夫さんは梅干しを梅干し単体で食べるので、たたき梅にしてどうのこうの、おにぎりにしてどうのこうのしたら食べないのだ。(めんどくさーい!)
基本的にすっぱい料理が得意じゃないせいで梅煮とかもアウト。
何か良いレシピはないかしら、と梅干しを見かけるたびに思う。
いつか我が家の冷蔵庫にも常備させたいもののひとつなのだ。梅干し。
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