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人の成長を助けることが自分の成長につながる

「茅ヶ崎から人材開発支援」Be forestの矢部千尋です☀
お客様より嬉しいフィードバックをいただきましたので、今日はそのお話しです。


1.オウンドメディアを一緒に作る

当社のご提供サービスの一つに
「知的資産活用WEBコンテンツ作成」
というものがあります。

どのようなサービスかと言いますと
「オウンドメディアの新コンテンツを定期的に作成し公開するご支援をさせていただく」
というもの。
詳細はこちらよりご覧いただけます。

オウンドメディア(自社のWEBサイト)を通じた情報発信を「広報代行」という形で代わりに担うサービスは世の中で他にも生まれていますが、
当社では、丸投げで肩代わりはせず、必ず、顧問先様に、公開コンテンツの元になる情報の言語化・可視化をお願いしております。
それは、WEBサイトでの情報発信の機会を社内の人材育成・人材開発の一つに活用いただくため、です。

自社の製品・サービスの内容や特徴、自社の仕事や役割について、「お客様の立場に立って」捉えたら、何が有益か、価値があるのか。
これらを自分の頭で考え言葉にし、発することができる力は、どのような業種でも必ず必要になる力です。
WEBコンテンツ内容の作成は、この力を鍛錬し磨く機会と捉えることができます。

具体的には
WEBコンテンツとして取り上げる物(提供サービスや商品)について、
関連する質問事項を当社で作成しご提供、
顧問先様には、その質問事項に対して文章または口頭でお答えいただく、
いただいた内容を元に、WEB公開用の記事に仕立て上げる
という方法を3年前から採用しております。


2.難しいから為になる

先日、顧問先様担当者の方との会話で

「矢部さんからの質問は、答えるのが難しい物も時々ある。けれどそれは、自分達が普段考えていない事や見落としていることでもある。調べれば知識が増えるし視野も広がる。忘れていたことを思い出すことにもつながっている。それが実際のお客様を相手にする場面で生きてくる。」

とフィードバックをいただきました。

私の役割は答えを出してあげることではありません。頭を使うことを助けることです。そして実行の段階にまでもっていくことです。特にビジョンと目標を明らかにさせることです。

P.F.ドラッカー「非営利組織の経営」

人材開発は、やり方を教えたり何かを教えることでは無いと思っています。その人にとって必要な事柄に関して、自分の頭で考えることや行動に転換する機会や場面を作り、一緒に取り組んで行くこと、得られた結果や成果の評価を助けることが、人材開発と考えています。

担当者の方からのフィードバック、率直にとても嬉しかったです!

会社の中で、後回しになりがちだけれど、全く手をつけないわけにはいかない業務の一つが「広報」だと思います。
その担い手・サポートとして当社をご指名いただきご利用いただくことは、有難いことです。

有難いこと、なのですが。
捉え方を変えると、自社の価値の「言語化力」は自社内でも育てていくべき物だと考えます。
だからこそ、「顧問先様の人材育成に還元できる形で提供する」。
それが、わたし達の考えです。


3.製品の価値や意義を知っているのは顧客である

この考え方や視点も、自ら思いついた物ではありません。
当初は「広報代行」の意義でご依頼いただいていた経営者の方から
「矢部商店さんからの質問は難しいものがある。難しいから、答える時に自分の勉強になる。」
と、数年前にフィードバックをいただいたことで気づかされたものです。

「自分達の中にある物の中で『何を発信したらよいか』が、意外に分からない。分からないから、矢部商店さんから質問してもらえることで、引き出してもらえる。」
とのフィードバックもいただきました。

自社の役割を「広報の代行」と捉えること違和感を感じていましたが、このような経緯もあり、昨年の夏、「人材開発支援」「茅ヶ崎から人材開発支援」と自社の役割を置きました。

自社の提供するものの意義は、お客様が一番よくご存知です。
自社が提供していると思っている物が、お客様から購入されているわけではありません。
まさに「顧客に聴け」
そのことを、わたし達自身がお客様から教えられ、気づかされています。


4.お客様の成長とともに

「では、何をどのように質問したら、関わる社員のみなさんにとって良いのか?」を日々考え、頭を悩ませています。

質問製作のプロセスで常に頭に置いているのは、
顧問先様のお客様です。
「顧問先様のお客様にとって有益で価値ある情報を、顧問先様が言語化するのを助けるのが当社の役割」

顧問先様の成長の置いてけぼりにならないよう、わたし達自身も、日々、精進です☀

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