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【書籍レビュー】全てのリーダーとリーダーに不満を持つ人、そして未成年の子どもを持つ全ての親が手にすべき本『アドラー心理学×幸福学でつかむ! 幸せに生きる方法 』

1.この本の特徴


 アドラー心理学と幸福学。幸福学はこれまでたくさん自分でも前野先生の書籍を読んでよく理解していました。今回、アドラー心理学と初めて出会い、衝撃を受けました。まさに、リーダーとしてまた子を持つ親として、自分に必要な要素が詰まっています。アドラー心理学をまず基礎として共同体感覚と5つの理論から学びます。そしてアドラー心理学の目的論を学び、具体的な実践例として、性格を使った子育て実践例と、勇気づけるとアサーション(自己主張)の実践例で構成されています。実践例が豊富ですぐに役に立ちます。

2.お勧めポイント

 アドラー心理学の難しい基礎を前野先生が幸福学との親和性や違いを的確に示しながら、平本先生との対談形式で語るスタイルが読者を飽きさせずに読みすすめルことができてしまう本です。幸せを示す黄色の柄が本の至る所に印刷してあり、目にも嬉しいし、図や表でわかりやすく記載されてますから、とっても楽しみながら本を読めます。こんなに黄色が差し色に使ってある本は、初めてです(笑)

3.リーダーに不満を持つ人と未成年の子どもの親は必見

 リーダーをする人は、すぐに実践できる内容が盛り沢山あります。また、リーダーに不満を持つ人は、リーダーをいつのまにか変えるワザも詰まってます。悪い原因ばかりメンバーを追求してませんか?それが悪いとリーダーに反抗していませんか?実は、それをアドラー心理学の目的論に変えると、一気に解決するんです。アドラー心理学を知らないリーダーも知らずに、変えることもできます。リーダーを変えることができるって素敵ですよね。あなたのリーダー、ちょっと育成してみませんか?コーチングの要素があり、誰でも簡単に実践できます。また、子どもを持つ親にも、欠かせません。子どもが朝の準備しない時、勉強しない時、どんな声をかけたら、どんな声かけが効果的だと思いますか?そんなヒントが具体的にたくさんあります。
 性格の成り立ち、これを知ることで、一気に子育ての悩みから解決されます。また、メンバーや子どものモチベーションを上げるには、褒めるのではなく、勇気づける、です。その手段が細かく書いてあります。具体的な例も詰まっていて、すぐに使えて実用的です。勇気づけとは、相手がエネルギーを上げてくる、相手目線でエネルギーが出ること、です。相手に勇気を与えれたら、相手が自ら喜んで行動してくれます。そうなったら、どんなに幸せだと思いませんか?


4.終わりに


 「幸せに生きる方法」のタイトルに相応しい、本です。アドラー心理学と幸福学を一冊の本から学べるとってもお得な本で、しかも幸せになれます。全てのリーダーとリーダーに不満を持つメンバーの方におすすめです。また、未成年の子どもを持つ親の方にも是非お勧めします。親の悩みが一気に解決するかもしれません。 
 幸せになりたい人が手に取る本です。是非、この本を読んで、日本人がもっと幸せに、日本中が幸せになってほしい、そんな願いが叶う本だと思いました。いつでも困った時にこの本を開き、ちょっとずつ実践をすれば、幸せになれるな、そんな思いを持てる本です。人生のバイブルになりそうな本、この本を読んで、一緒に幸せになりましょう🌈

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