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留学生 履歴書 志望動機

以前に居酒屋 就職 面接に行く留学生から履歴書 「志望動機」に書く内容についてアドバイスを求められていました。居酒屋は、日本食と(アルコールを)飲むことに関する文化を背負っているところ、といったことをアドバイスしていました。

昨日、私のアドバイスも入れ、更に、日本人担任の先生に校正してもらった志望動機を更に自分で加筆した応募履歴書に書く文章の最終チェックを、彼から求められました。

彼の日本語能力試験JLPT(Japanese Language Proficiency Test)のレベルはN3。
即ち、トップのN1から3つ目、ボトムのN5から3つ目。

N3レベルの日本語は、「聞く」については、「日常的な場面で、やや自然に近いスピードのまとまりのある会話を聞いてほぼ理解できる」。このことから、アルバイトでの勤務が十分に可能になっています。

「読む」についても、日常的な話題について書かれた文章を読んで理解することができる、となっています。

ただ、「書く」ことについては、日本語能力試験JLPTで出題されないので、まだまだ、長期のブラッシュアップが必要と思われるレベルです。

本人のOKをもらったので、彼が私に送ってきた志望動機書案文の原文と、彼が、今現在は飲食店でアルバイトをしていないこと等を知っている私からの返答を、載せさせていただきます。
彼は世界最高峰の山を頂く亜州(アジア)の親日国から来てくれている学生です。


留学生の数次書き直し後の志望動機書案文:

私は人と話すのが好きで、会話を通して私はすぐに近づき、信頼を得ることができます。

日本に来たときはレストランで働いていました。その時、私は日本の食と文化について知る機会を得ました。

私は日本人と一緒に働き、食べ物や文化についてよく知られるように手助けしています。

それからインターネットで検索して日本食について学び、仕事をしやすくします。

このことから、レストランの仕事は自分に適していると感じ、会社で働く動機となる日本食と文化について励まします。

私は仕事をより早く学び、うまくやっていると称賛されました。

私はあなたの会社でこの経験を利用したいと思い、働きたいと思いました。



こちらの方が少し分かり易いのでは? という私の返事:

私は、人と話すのが好きです。

会話を通して相手の人と親しくなり、信頼を得ることができると、自分では思っています。

日本に来た当初、レストランで働いていました。

その時に、私は、日本の食と文化について知る機会を得ました。

一緒に働いていた日本人にも日本食や文化について知識を深めることを手伝ってもらいました。

また、インターネットで、日本食について学び仕事に役立ててもいました。

日本食とその文化に触れることになるレストランの仕事は、自分に適しているし、仕事をやり遂げるために頑張ることができると思っています。

これまでのアルバイト経験で、私は、仕事を早く学べる人だと良くほめられて来ました。

私は、貴社でこれまでの経験を活かし、日本食とその文化を掘り下げて学んでいきたいと思い、応募させて頂きました。


彼の健闘を祈ります。

I wish you good luck, youngman!







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