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#82加える政策と無くす政策

皆さんこんにちは。
サッカー、旅行、読書、Voicy好きのコウチャンマンです。
今回も記事に辿り着いていただき、ありがとうございます。
日々の気付きから、私の学校現場での経験や教育行政という立場から学校を見てきた経験を皆さんのお役に立てたらと思い、記事にしております。

本日11月11日で、ようやくVoicyフェスの全ての対談を聞き終わりました。
耳が足りなく、おかげさまで通常放送が溜まっています。
いつも聞くわけにはいかないので、ちょっとずつ聞いていきます。

そこで、印象に残ったことを1点お話します。
ちきりんさんと梅澤高明さんの対談でした。
大変不勉強ですが、私は初めて梅澤さんのことを知りました。
こんなに分かりやすく、興味を沸かせる話をしている人もほとんど見ません。
これだけを聞いたとしても、チケット代は安すぎます。
11月末までなので、あと1・2回は聞こうと思う対談です。

タイトルにも出しましたが、「日本は加える政策ばかりで無くす政策がないんですよね」という趣旨のやり取りがありました。
何かをやめないと、新しいことにはエネルギーが注げないという意味かなと思いながら聞いていました。
ビルド&スクラップが大切だけど、ビルド&ビルドになっているという言葉もよく聞きます。
新しい建物を作ることはよく行われますが、建物を壊すということはあまり聞かないですよね。
歴史的に重要な建物まで壊すことは必要ないと思いますが、なぜそこにあるかわからないまま放置されている建物もありませんか?
保存することに予算を使い、そして、近くに新しいものを作るという話もよく聞きますよね。
壊してしまえばいいのにな・・・と、思います。
もちろん、壊すのにお金も必要ですよ。
でも、それは1回だけです。
そして、空いた土地は何かに活用できます。
維持するのに雇用は生まれませんが、壊す・作るには雇用は生まれます。
そんな簡単ではないというのも承知ですが、経済も回るんじゃないかなと思います。

実は、これは教育にも当てはまります。
「○○教育」というものがこの10年で莫大に増えました。
ICT教育、安全教育、性教育、金融教育、消費者教育、食育、SOSの出し方教育、環境教育、理数教育、人権教育・・・あげればキリがありません。
そして、もちろん全て意義のあるものだということも認識しています。
多くの方が議論して、形を作っていただいたことも分かります。
でも、学校現場ではやり切れていないのが、現状ですよね。

#22の投稿でも言いましたが、そこを変えたいということが1つとして、教育行政にきました。
大事なのは、分かる、でも、新しいことをするには、その分の隙間を空けないと入らないわけです。
だから教育行政で調整できるようにすることが重要です。
このとき、無くすこともいいのですが、学校が選択できるようにしたいのです。
教員は真面目な方が本当に多いです。
教育委員会から伝えたことはやろうとする方が大半を占める。
でも、心のどこかで「本当にやるの?もうできないよ!」と下げんでいる人も多くいることも理解しているつもりです。

何度も言いますが、提案は3つ。(簡単に言いますよ)

①給食は外部委託する。
指導も含めて外部委託です。
教員は昼休憩を取れて、リフレッシュできます。
食育の専門家に指導していただいた方が、絶対に身に付きます。
そして、先生方はリフレッシュをして本業の授業に力を入れられます。

②登下校も外部委託。
登下校中に何かあれば、夜であっても教員が見回りをする。
これは外部でもできるはずです。そして、ビジネスチャンスもなるわけですから、経済が回り、雇用も増えるでしょう。
シルバー人材の活躍の場でもあります。
少子化が叫ばれる中、子供たちは未来の日本の宝です。
その宝を地域で見守ることはできるはずです。

③○○教育は学校が選択できるようにする。
今のところ、○○教育は全てやることになっています。
もちろん中には必須のものもありますよ。
でも、選択できるものもあるので、それを学校が選択して教育課程に組込めばよいのです。
それが特色になり、子供たちが学校を選択すればよいのです。
その○○教育に興味をもって入学してきた子供は、主体的に学習に取り組めるはずです。
でも、子どもの中には「これは違った」「別のものに興味が出てきてしまった」と考える子どももいるでしょう。
その時には、転校できるようにすればいいんです。
そのくらい柔軟な制度にすればよいと思います。

このように語ってきましたが、これを実現させたいという思いがあります。
ご意見もあろうかと思いますが、夢に向かって走り出したいと思います。
なぜならVoicyフェスの最後の対談がこのタイトルだったからです。
1年後、何ができたのかを考えたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さんにとって何か気づきがあれば嬉しいです。
それではまた次の記事で!

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