知っている、から、理解、にちょっとすすんだこと〜手話講座2日目〜

手話講座 2日目

手話講座2日目。
土曜の午前、皆さん、熱心です・・・笑
それでも、修了証を発行する講座と違って、「気軽に」参加できるから
今日からスタートの人もいます。
そういう講座も大事だけど、「最初」の後押しとしては
「いけない日もある」が、あってもいいのがありがたい、かも。

今日のメインは、「数字」「名前」

名前を表す言葉を、イラスト付きでホワイトボードに書かれていく。
こういうの、絵が上手いと羨ましい・・・
形を表すもの、歴史上の人物などからのお名前などを知る
参加者に休憩中、別の話をすると、
覚えたこと忘れる〜っと言われてしまう(苦笑)

読み取りが難しい、「数字」

正直、数字が出てくると、それだけでよくわからなくなる。
うちの会社の会議で、手話通訳を頼むとき、数字の説明が一番大変じゃないかな
っと思っている。
講師も「苦手」っと。
まぁ、うちの会議は、資料の工夫とかで乗り切れる感じもするが・・・

「見る言語」の意味

何月何日を表しましょう
そのテーマで、やり始めるとき、それぞれが講師を真似てやり始める。
左手で6月の「6」を表して、右手で「月」、続いて「24」
真似ているはずだが、少しずつ、みんな異なる・・・なかで
講師から一言
「手話は、見る言語。だから、6月の『6』『月』は別々(上から下に)で
『24』は、月の下に。
同じ場所だと、聞こえない人に伝わらないことがあります」

なるほど・・・そうか、だから上から下に、別々に、なんだね

空間をなぜ、どう使うのか

「手話は空間を使う」とは、経験値で知っている。
でも、わたしは、この空間を使う、が苦手だ。
右にAさん、左にBさんを表していても、途中で逆になったりする。
数学でも空間が苦手だったし、「空間音痴」だと思っている。
でも、この説明を聞いて、「知っている」が「理解」になった点がある。

「空間を使う」背景は、「相手」にわかるようにするため。

とても単純で、ごく当たり前のことだけど、手話で空間を意識するとき
わたしは、「自分がどう使うか」という視点でしか考えていなかった。
「相手にどう見えるのか」「どう伝えるのか」そして
「どう伝わるのだろうか」は、なかったことに気がついた。
当たり前だけど、とても、大事なことじゃないかな。
やっぱり、「伝える気持ち」「伝える工夫」、「相手を想像する」こと
コミュニケーションには必要なのだなぁ。


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