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宝くじにあたったら家をリノベーションしたい!...って、買わないけどね

子供の頃、新聞の折込チラシに不動産の広告が毎週のように入っていた。

その不動産広告の「見取り図」をぼけ〜っと眺めて妄想するのが好きだった。

毎週のように眺めていたのだが、本人はそれに気がついていなかった。
「あんたは家の見取り図を見るのが好きなんだねえ」と母に言われてから気がついた。

私は自分がしていることすらわかっていない、それくらいぼ〜っと生きてきたようである。「ボーっと生きてんじゃねーよ!」とチコちゃんに叱られそうである。

それはともかく、家の見取り図を見るのは今でも好きだ。見取り図を見ながらの妄想癖も今だに健在だ。

「見取り図を眺めるのが好き、って私くらいなのかな?」と思っていたら、どうやらこの世には見取り図を見て妄想にふける人は結構いらっしゃるらしい。
お仲間がいて、とても嬉しい。

そんな私がある日、アマゾンの「Kindle Unlimited」で面白そうな漫画を発見した。

それが「魔法のリノベ」。

リノベーションを請け負う家族経営のまるふく工務店に入社した小梅という女性がかっこいい。経営者の長男・玄之介がかわいい。
この2人がコンビを組んでリノベーションの営業にまわっている。

ストーリー自体も面白いけれど、なんと言っても家の見取り図が出てくるのが最高だ。リノベーションのビフォーとアフターを比べて「ふむふむ、なるほど。こんなことができるのか!」と感心しながら見取り図を眺めるのが私のお気に入りである。

いいなあ、私も今住んでいるこの家をリノベーションしたい!

この家をどんな風にリノベーションしてもらおうか?漫画にあったあんな感じ?いやこんな感じ?屋根裏はもっと使えるようにしたいなあ。断熱材もしっかり入れて…

妄想が止まらない。

宝くじに当たったら絶対にこの家をリノベーションするんだ!

いや、宝くじを買ったことがないのに。買うつもりもないのに。

それでもTVで宝くじのCMが流れると、「当たったら、この家をリノベするんだ!その工事の間は家族はここに住めばいいんだ!」とリノベーション期間の家族の住処まで決めた。

いや、だから宝くじは買わないのに。

リノベーションのビフォーアフターといえば、そんなテレビ番組があったなあ。あれも気に入ってよく見ていた。

テレビ番組といえば、この漫画「魔法のリノベ」はドラマ化されたそうだが、残念ながら私はこのテレビドラマは見ていない。

原作が気に入ると、ドラマ化・映画化されたものを見るのはちょっと怖いが、一度見てみたい気はする。

この漫画は最初に書いた通り、キンドルの読み放題サービス「Kindle Unlimited」に最新巻以外は入っている。

このキンドル読み放題を利用しているのだが、私はこの見取り図を何度も見たくて、全巻購入した。電子書籍で購入したのだが、紙の本もある。

一度、4巻で終わりになりそうだったのが、続編が出て、現在は6巻まである。続いてくれて嬉しい。

どこかに当たりの宝くじ、落ちていないかな?

当たりくじを見つけたら、まるふく工務店のような工務店を探さなくちゃ。小梅さんのような営業の方に来てもらおう!


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