たむらしろうさぎ

なぜかドイツでぼ〜っと暮らしているシニアです。ピアノとフルートを教えていました。うさぎ…

たむらしろうさぎ

なぜかドイツでぼ〜っと暮らしているシニアです。ピアノとフルートを教えていました。うさぎ飼い歴19年。 人生の楽しみは一時帰国とそのための節約生活。 ブログ→https://blog.shirousagi17.com/

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しろくないうさぎのHAPPYと仲良しだったしろうさぎです

はじめまして、しろうさぎです。 人生の最初のブログを始めた数年前、ニックネームを何にするか悩んだあげく、「しろうさぎ」に。 ただ、つい最近まで私の横にいたうさぎは茶色(と言うのかな?)。 19年間、のべ5匹のウサギを飼ったけれど、白いウサギは最初の1匹だけで、その頃はスマホもなかったから、写真があまりない。 仕方ない。 「しろうさぎ」と言う名前なのに、茶色いウサギの写真をアップしておこう。 ちなみにそのウサギの名前、これもつける時に良いアイデアが思い浮かばず、その頃よく耳

    • レッスンにこれを持ってくるのを忘れる生徒

      「ちょっと、聞いて!私ったら、今日ピアノのレッスンがあったのだけど、違う楽譜を持って行ってしまって、レッスン時間になって気がついたのよ。あわてて家に取りに帰ったわ。ショック!」 日本にいる友人からメッセージが。 自分がレッスンを受ける番になって、レッスンバッグから楽譜を取り出したら、なんと!表紙が同じだけど別の楽譜を持ってきていたのだそうだ。 表紙が同じ楽譜だから、それが今取り組んでいる曲の楽譜だと思い込んでいた。 たまたま、ピアノの譜面台に今取り組んでいる曲の楽譜と

      • レッスン中に楽譜の音楽用語を見た生徒の反応(私のレッスン体験談)

        これは理屈っぽい、しかも練習嫌いのドイツ人生徒特有なのかも知れないけれど。 楽譜には音符だけではなくて、音楽用語・記号というものが書かれている。 少なくとも曲の冒頭にはどのようなテンポ、雰囲気でこの曲を弾いてほしいか、などが書かれている。 ピアノレッスン用の教本ともなると、音楽用語の勉強にもなるからだろう、多くの曲の冒頭に「Allegro」とか、その時に覚えてほしい音楽用語が書かれてある場合も多い。 音楽用語を見つけた時の反応〜子供の場合レッスン中に課題の曲の冒頭に音

        • 宝くじにあたったら家をリノベーションしたい!...って、買わないけどね

          子供の頃、新聞の折込チラシに不動産の広告が毎週のように入っていた。 その不動産広告の「見取り図」をぼけ〜っと眺めて妄想するのが好きだった。 毎週のように眺めていたのだが、本人はそれに気がついていなかった。 「あんたは家の見取り図を見るのが好きなんだねえ」と母に言われてから気がついた。 私は自分がしていることすらわかっていない、それくらいぼ〜っと生きてきたようである。「ボーっと生きてんじゃねーよ!」とチコちゃんに叱られそうである。 それはともかく、家の見取り図を見るのは

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          【読書日記】感情だけではなく〜「終止符のない人生」

          土曜日の朝。 1人朝早く起きてコーヒーを淹れながら「題名のない音楽会」を見ていた。 今日のゲストは反田恭平さんと小林愛実さん、そして務川慧悟さんだった。 ちょうど私は反田恭平さんの書かれた「終止符のない人生」を読み終えたばかりだったので、この放送はとても興味深かった。 この本の著者である反田恭平さんだけではなく、反田恭平さんが著書で「僕を支えた天才たち」として挙げられていた2人のピアニストも共演していたからだ。 番組の中で務川慧悟さんが反田恭平さんのことを 「自由

          【読書日記】感情だけではなく〜「終止符のない人生」

          この本、今度こそ読破したい!〜私の積読を紹介する

          本は好きだ。読書は好きだ。図書館も好きだ。 「趣味は読書です!」と大っぴらに言っているくらいだ。 だが、実はそれほど文学作品には詳しくない。読むのは音楽の専門書と面白いエッセイ集ばかりだ。 そんな私が今回発見したハッシュタグは「うちの積読を紹介する」。 いや〜私にはぴったりだね。積読本?たくさんあるよ。その中で今回特にここで紹介したい本が一冊ある。それはこれ。 「音階と音律の科学〜ドレミはどのように生まれたか」現在売られているのは2018年に発行された新装版のようだ

          この本、今度こそ読破したい!〜私の積読を紹介する

          夏は紫陽花の季節

          5月の初めはあれほど良い天気に恵まれたのに、その後は雨、雨、雨。 ドイツ南部では大雨で被害が出たほどだ。 「どこが地球温暖化だ!なぜ5月というのにこんなに寒いのだ?なぜあの美しいはずの5月に毎日雨が降るのだ?」 そう思っていると、あっという間にカレンダーは6月になっていた。 そうか、6月か、もう「夏」と言っていいのかな?この気候だと冬みたいだけど。 と思いつつ、早朝から出張レッスンに出かけた。 生徒さん宅の近くには綺麗な公園がある。せっかくだからレッスンの後にこの

          夏は紫陽花の季節

          どうして私はnoteを書いているのか?〜私のnoteの書き方

          その昔、ワープロというものがこの世に普及し始めた頃のことだ。 ある小説家が直接ワープロで文章を書く、と言っていた。 「へえ、いきなりキーを叩くのか。すごいなあ」 その当時は頭の中に湧き上がった文章をそのまま機械で打つなんて信じられなかった。 が、あれから何年経っただろう。私もワープロに始まり、パソコンを使うようになり、メールを書くようになって気がついた。 私のnoteの書き方今や私も、思いついた文章を直接キーボードで入力する方が好きだ。 スマホでの入力よりパソコンだ

          どうして私はnoteを書いているのか?〜私のnoteの書き方

          ドイツのスーパーのカートが重い理由はこれかも?

          いやはや、疲れた。 週の初めの月曜日からこの調子では困ってしまうではないか! 何に疲れたかというと、買い物だ。私は買い物が好きではない。いや、好きだった。その昔は好きだった。 だが、最近はできるものなら全てネットショッピングで済ませたい、と思うようになった。特に食料品だ。スーパーに出かけるのが億劫だ。 車を走らせるのもエネルギーを使うし、スーパーなんぞに出かけて商品の賞味期限を見ようとすると小さな字は読めないし、大体、レジの前には大行列ができているし、それに… あの

          ドイツのスーパーのカートが重い理由はこれかも?

          フルーツ大好き!それは入院中に習慣になった

          「日々の大切な習慣」というお題を見つけた。 私の夜のルーティーンはいつか詳しく書きたいと思っているのだが、そのルーティーンの中に 「フルーツを食べる」 というのがある。 ほぼ毎晩のように食べている。大抵はりんごやバナナといった常備しているフルーツに冷凍のフルーツミックスを加えて、ヨーグルトで和えて食べている。 私が毎晩フルーツを食べるようになったのは、実はかの悪名高い「ドイツの病院食」にあるのだ。 病院食は濃い味日本だと病院食というのは「味が薄い」と思われていない

          フルーツ大好き!それは入院中に習慣になった

          【ピアノレッスン】読譜力があると強い!

          ピアノのレッスンを25年続けて感じたことは 楽譜がすらすらと読める子は強い!(大人も) 今日はこれまでの経験から「やっぱり読譜力だ」と思うに至った生徒さんを紹介する。 ピアノを全く練習しないけれど楽譜が読めた生徒小学1年生の時にレッスンを受け始め、高校を卒業するまで続けたP君。 彼は「あっぱれ!」というくらい練習をしなかった。ピアノに触れたのはレッスンの時だけ、という有様だった。 全く練習をしなかったのにピアノのレッスンがなんとか成り立っていたのは、P君が楽譜を読む

          【ピアノレッスン】読譜力があると強い!

          隣の芝生は青い、のだ

          先週(5月24日)のNHK番組「チコちゃんに叱られる!」と見ていたら、 「サッカーコートがしま模様なのはなぜ?」 という問題が出ていた。 この番組で出される問題の大半は私にとっては知らない内容で、「へ〜そうなんだ!」と感心するのであるが、このサッカーコートの件だけは答えがわかった。 いや、どうしてしま模様なのか知っていたわけではない。ただ、サッカーコートは芝生、と聞いて、だったらこれが原因だな、と予想出来たというわけだ。 どうして、世界の常識すら知らず、家から一歩外

          隣の芝生は青い、のだ

          私の特技はハエ叩き(だった)

          先日、このnoteを書いていた時、私の背後では1匹の大きなハエがぶんぶんと羽音を立てながら飛んでいた。 「あ〜もう、うるさいなあ。そういえば「うるさい」って漢字は「五月蝿い」だなあ。まさしくそうじゃん」 元々は旧暦の5月で現在の6月のことらしい。梅雨はハエが好む時期なのだそうだ。が、温暖化だ。今の5月は昔の6月みたいなものだ。と言ったところで、私がこれを書いているのは日本ではなくてドイツだ。ドイツの6月と日本の6月は気候が違う。梅雨はない。 とは言え、ドイツにもハエはい

          私の特技はハエ叩き(だった)

          うさぎとの生活がいかに健康に良かったことか!

          はじめに断っておくと、私はウサギを飼うことはおすすめしない。 もし、どこかで可愛いウサギを見つけて「私もウサギを飼いたいなあ」と思ったら、ウサギの飼育法を勉強してからもう一度自分に「ウサギを飼いたいか」問うことをお勧めする。 3ヶ月前、12歳6ヶ月だったウサギのHAPPYが私のそばから去った。 これで19年に渡った私とウサギ達の共同生活は終わりを迎えた。 私はのべ5匹のウサギを飼ってきた。どの子もとても個性的で素敵なウサギだった。 12年前、それまで飼っていた2匹の

          うさぎとの生活がいかに健康に良かったことか!

          バウムクーヘン万歳!

          子供の頃、おそらく小学校を卒業するくらいまでだったと思うが、私は甘いものが苦手だった。 そのままスイーツが苦手だったらどんなに体に良かったことだろう。だが、その後、私はスイーツ大好き、チョコレート大好き、ケーキはなんでも大好きな人間になってしまった。 まあ良い。午後のコーヒーの時間に出てくる巨大なケーキをよろこんで食べられるようでないとドイツ生活は務まらない。 甘いものは苦手な少女時代を送った私であるが、フライドアーモンド入りのチョコレートとバウムクーヘンだけは例外だっ

          バウムクーヘン万歳!

          バッハに始まりバッハに終わる...かも

          2年前に大腿骨と上腕の骨折をしてから、私はピアノ教師という仕事を辞めることにした。 正確には辞めていない。新しい生徒は取らないことにした。 それまではガムシャラに働いてきた。時間の許す限り生徒の指導をしてきた。 毎日毎日、忙しくて目が回るとはこのことか、と思うほどだった。 そんなある日、出張レッスン先で転んでしまい(そう、目が回ったのだろう)あっけなく骨折。 きっと「もうそろそろ体を労る生活をしなさい」という教えだったのだろう。それからは許される限りはのんびりと生活

          バッハに始まりバッハに終わる...かも