後悔した話②

商売を30年以上してきて今更後悔しても始まらないが、、。

税金の話。僕がお金に対するスタンスを変えたのは不動産投資をしてから。
その前は田舎のボロな会社経営を経営している関係で年度末決算をしていただけ。不動産収入が発生しると会社の決算と別に個人の確定申告をして税金の確定を行い、(不動産収入といえば固定資産税や都市計画税も当然発生する)年がら年中税金の事を考えなければいけなくなる。もっと早く税金に対する知識をつければよかった。大学で何を勉強していたんだろう。

小さな会社の経営がうまくいけば、税金を抑える(節税)が頭に浮かぶ、
情報がない人でまめな人は二重帳簿を作ったり地下金庫をつくるけど、そこまでの面倒は必要じゃなくて黒字経営で毎年税金を払う状況なら(税金を払ってもよいけど)まず以下の共済に入ってそれでも黒字なら社長の給料を上げるなり生命保険に入るなり、ベンツを買うなりしたらよい。ただ自分の依頼していた税理士はセーフティー共済の情報もくれなかったので社長なら当然知っておくべき一般常識なのか、田舎独特の無関心不愛想経営なのか判断がつかなかった。有益な情報は基本自分で探さなければならないけどできれば多少のメンターがいれば失敗する経費を救い上げる事が出来る。後半自分の場合は直接税務署に電話して節税方法の確認をするようになった。お役所は勝手な判断で先走った行為に関しては警戒するけど、電話で確認したり質問することに関してものすごく丁寧に対応してくれると思った。

もっと早く始めればよかった、、。不動産投資:怖い面もあるけど
不動産投資は必ずリスクが内在する。日本の場合特に不動産投資は天災の危険性も考慮しなければいけない。でも富士山の裾野でアパート経営する人もいるだろうし、経営効率の悪い札幌でやる人や収益率は悪いけど、土地値の値上がりや安定性にかけて首都圏で展開する人もいると思う。100%安心なんてこの世にはないと思う。天災に関して考えると当然地震国家なので極論、太平洋側はどこで不動産投資を行ってもそれなりのリスクが生じる。結局最近の情報では九州の端から根室の先端まで地震や津波の被害が発生しない可能性の低いところは少ないと思っている。今考えているのは、収益の一部をゼネコンや震災関連株式の株の小口買い購入なんかはいいんじゃないかと思う。(結局アメリカ株は米国がインフレ状況で金利を上げている最中は暴落が怖いので昨年春にすべて売却してしまった。)その他災害対策として、
火災保険や地震保険をしっかり掛けたり、入居者入居中の事故保険もある。
災害や突発的な事故等に対しては費用対効果は大きいと思う。

どっちみちやるなら規模が小さくてもなるべく若いうちにしかも自己資金を多くしてリスクヘッジをしながらが鉄則になると思う。総じて、儲けている人の話を聞くと自分の立場と比較して焦ったりもするけど投資に関して利益率はリスクと反比例すると考えるのが正しいスタンスだと思う。リスクが大きく綱渡りで儲けても実は精神的にやられていたり、そこから不安定な生活をして健康を損ねている人たちも大勢いると思う。自分はほどほどがいいと思う。ほどほどの考え方でいうと急激な利益はないけど体を壊すほどのリスクも少なくなるから。

で若い内からの早めの投資は何良いかというと、税金の事がわかるし、節税のためのノウハウが少しづつ分かれば何もしていないのと比べると10年経過した時に多分お金のスタンスや実際の資産の増え方に差が出てくるから。

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