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同じような境遇を経た場合、どうして幸せな人とそうでない人がいるか?

今回この記事を読んでみようと思って
いただきありがとうございます。

この記事は
皆さんにとって何か気づきがあり、
ポジティブな変化が起きることを
促すためのものとなっています。

今回も「世界の学者が語る幸福」という
本を読んで幸福について考えていきたい
と思います。

本の中で「同じような境遇を経た場合、幸せな人とそうでない人がいる理由」を語るのはインドのジョン•ワスンドハラ博士です。

彼は2人の女性を例にその理由を説明します。それを以下にまとめます。

2人の医者はどちらとも小児科医で、2人とも虐待を生き延びた人たちである。2人とも「標準の」家庭環境に生まれ育ち、「見合い結婚」をした。2人とも、最終的に離婚するまで長年に渡って虐待を受けていた。それと同時に仕事を続けた。

しかし、現在1人は非常に成功して、さまざまな活動に関与し、エネルギーに満ち溢れており、もう1人はある程度成功しているが、哀愁漂っている。

同じような境遇を経た彼女たちにこうした違いを生み出す原因は一体なんだったのだろうか?

それはつまり彼女たちの自分自身に対する考え方の違いによるものである。

1人目の女性は自分が達成したことを楽しみ、人生の中の困難を克服したことをほとんど称えている。彼女は、自分のことを環境に敗れることのない生存者だとみなしている。
一言で言えば、彼女は自分の運命を作れると信じている。

もう1人の女性は、自分のことを不幸な環境の被害者だと見なしていて、自分が運命のいたずらに翻弄されていて、そして自分の運命は耐えることであると信じている。つまり、彼女は周囲の人に決められたイメージで自分を見ており、自分が本当に誰なのかを全く意識したことがない。

これらのことを踏まえて、「幸福は苦しみがないことではない」幸福は私達が何をするのか、そして何を達成しようとするかであり、私達の周りで起こることとは関係ない。幸福は自分自身と自分が行うことを称えられることである。逆境の中に機会を見出し、さらにそれらを克服する能力を称えることである。幸福は、私たちが自分自身に語る物語である。

以上が同じような境遇であっても幸せな人とそうでない人がいる理由でした。
同じような境遇であっても、自分自身に関する考え方によって生き方が違ってくるということがわかりました。

ライフチェンジ講座では今後もそうした具体的な方法も解説していきたいと思っていますので、是非楽しみにしていてください。

焦らず、ゆっくり自分ができる方法を見つけていきましょう。

ライフチェンジアドバイザー 理古

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