社会課題の解決を子どもたちにさせようとするのって、なんか違うなって。
こんにちは、3月に正規教員を辞めたいけモンです。
働き方を変えて、いつも元気でいられるようになり、会う人に「表情がよくなったね」とよく言われるようになりました。やっぱり、自分のやりたいことをやるのが一番ですね。
1 今までの自分
総合的な学習の時間では、当たり前のように、今ある社会課題を子どもたちと考え、解決していくべきだと考えていました。総合的な学習の時間の創設の理由の一つに、大人が解決できない問題を子どものうちから考えさせておこうということを聞いたことがあり、それが大変印象に残ってしまっていて、子どものことを考えていなかったのです。
また、SDGsというワードが目に飛び込んできて、持続可能な社会を実現していくためには、これからの教育で取り組んでいくことが絶対に必要だとと思い込んでしまいました。
2 山藤旅聞さんに出会って
4月に新渡戸文化中学校・高等学校の山藤副校長先生に出会って、お話をしていく中で、「世の中の課題解決を子どもたちにやらすのではなく、子どもたちがやりたいことをやって未来をつくっていくのがいいんじゃないかな」と言葉をもらいました。
自分でもけっこう柔軟に物事を考えられるようになってきたと思っていましたが、その言葉を聞いて、やっぱり自分はまだまだ頭が固い人間だとショックでした。
それと同時に、新たな思考になれて、自分の中のかたさが取れたように感じました。だって、子どもたちが自由にやっていいんですよ。当たり前のことだったのですがね。
3 私たち大人がやりましょうよ
今ある社会課題は私たち大人が作ってきたのだから、子どもたちに何とかさせようなんておかしいですよね。だから、私がやります。私たちでやりませんか。どれだけできるかわかりませんが、やるしかないんです。
子どもたちに明るい未来はあるんです。その未来を自分でつくっていいんだよとちゃんと伝えませんか。私たちにも明るい未来はつくれます。
最近はそんな考えのもと、あっちこっちで語っています。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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