反り腰

語彙力の少ない私ですが、失礼します。

反り腰、に気が付くのは誰かに指摘されたからなのか、それとも自分の姿勢を鏡もしくは動画や写真で自分を撮影して見てみて実感したのか、疑問に思うことがあります。
そもそも、反り腰とはどんな腰?、と分かっていないから言葉だけが使いやすい言葉として医療関係者が使いだしています。

腰の前提として、背骨の並びは、頸椎が前弯、胸椎が後弯、腰椎が前弯、そして仙骨尾骨が後弯しています。(4足で生活していたら尾骨はもしかすると後弯なのかもしれませんね)つまり、腰は正常時で少し反っています。
前弯・後弯だけに焦点を当てた時に、前弯角度が強まっている腰椎、つまり背中側の筋肉のこわばり・緊張が、おなか側にある筋肉よりも勝ってしまっていると、腰椎の起立筋群の伸展が少なくなり腰椎前弯が強まります。

ではその反対のストレートあるいは後弯はなんと表現されるのでしょうか?
バランスの均衡がとれていて軽度前弯している腰椎の並びが正常なのですから、おなか側の筋肉のこわばり・緊張が強くなると腰椎の並びはストレートあるいは後弯してしまいます。筋肉は少し大きめで皮膚に近い位置にある起立筋群の緊張が大腰筋の引っ張りに勝ってしまうような状態です。
ちなみに、私も行っている施術方法を学ばれている先生方は、「深腰(ふかごし)」と呼んでいます。

どちらも良い状態ではないにしても、一人一人に個人差があり、前弯角度のキャパシティの間隔が違いがありますから、見た目だけでは判断できません。

最も画像検査でわかるわけではないので、手技をかけて自分で動かしてみて動作確認をしてもらってを繰り返す、原始的な検査を行っています。でも、その人だけの体なのだから、標準を決めてそれに合わせるよりも、的確な調整を施せると思います。実際研修で体験していますので、患者さん・クライアントさんの立場で、お勧めできる検査方法であり、施術です。

反り腰という言葉に自分も当てはまるんじゃないか?そんな不安がある人は施術してみるのが手っ取り早い対策だと思います。基本筋肉のアプローチのセラピーを行っていますが、筋肉の働きに付随する、酸素や栄養(ATP)の消費、つまり血管の刺激にもなり血管の支配神経は副交感神経(迷走神経)で、筋肉内の感覚神経に刺激を起こし、脳脊髄神経回路にアプローチをかけ、運動神経へフィードバックさせ全身へのバランス感覚・筋肉の活動を向上させる目的を持ち、活性された筋肉へ酸素栄養の運搬、また疲弊していた筋肉内の疲労物質、二酸化炭素の運搬の活性、促進のため血管の活動力が増進、という活性サイクルが見込める整体です。

反り腰の悩みから一石二鳥以上の、体の調整ができるとしたら、受けてみたくなりませんか。ご連絡お待ちしています。

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