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両親健在っていいことなの?ってふと思う

私の父は亡くなっていますが、母親は89歳、健在で認知症。施設で生活していますが、最近、体調が悪くなって、現在は入院しています。

夫の両親は健在ですが、義父は87歳、要介護5の認定を受け、現在、施設で生活しています。義母は81歳、年齢の割には元気で、畑作り、平日の夕食作りをしています。車の運転もしています。

そう言えば、昨年一緒にご飯を食べた夫の友人夫婦は、どちらも両親がすでに他界したと言っていたんですよね。

その時の私は、少しうらやましく思う気持ちと、両親がいない大変さを思う気持ち、相反する気持ちがあったことを思い出したのです。



両親がいない大変さ

夫の友人夫婦は、それぞれの両親がすでに他界しているため、家などの不動産の相続などがあり、その手続きなどで大変だったようです。

残された不動産は管理も必要ですし、維持費もかかります。住んでいるところと不動産のあるところが離れていたりするので余計に大変です。今後どうするかなど、考えていかなればいけないことがたくさんあるようです。

つまり、両親が他界しているから気楽な面もある反面、いろんなことの責任がついてまわるという大変さもあるようです。親戚関係など、夫の友人夫婦もはっきりとはいいませんでしたが、大変な面もあったのではないかって思えました。

ただ、介護や義両親との付き合いなど、そういったものはないので気楽さはあるのではないかって思いますが、やっぱり人はないものねだりなんでしょうね。

少しうらやましく思う気持ち

我が家の場合は、義両親が健在。と言っても、義父は要介護の状態で身の回りのことすべてに介助が必要で、昨年の後半に入院したことをきっかけに施設に入所しました。

少し前までは、自宅で介護サービスを利用しながら、義母と夫と3人で義父の介護をしていました。当時は、外出や外泊などは多少の制限があったりしました。

そして、私の実母も、今は認知症で施設に入っていますが、入居するまではいろいろと大変でしたし、今は月に1回、会いに行っています。これも、半分義務感でしょうか・・・(笑)。

その母も、数日前に、体調を崩し入院したと聞きました。私には兄が二人いて基本的には兄たちが母をみてくれているので、そんな時もお任せしているので、私自身すごく大変なわけではないのですが、「母は何歳まで生きるのかしら?」って思わないわけではありません。

そういう面では、義両親、両親がすでに他界している友人夫婦をうらやましく思う気持ちがなんとなく沸いてくるのは、ある意味自然なことかなって思ったりします。

自由と責任

我が家の場合は家も田んぼも義両親の名義ですし、義母が田んぼのこと、お米のことのやりとりなどはすべて行っています。

ただ、営農組合の話合いや人足などは私たち夫婦が行っていますし、固定資産税の支払いも今年から私たちが行うよう手続きをしました。

我が家は本家にあたるので、親戚付き合いなども、基本的には義母が行ってくれています。そういう意味では、楽をさせてもらっています。

実際、義両親が他界してしまうと、相続のこと、親戚付き合いなど、いろんな意味で大変さがあるのではないかって思うのも正直な気持ち。

ただ、義父母も、実母も高齢になってきていますから、そう遠くない未来に義両親、実母が他界するのは確実。でも、今は100歳まで生きる方も珍しくはないので、そうすると、私たち夫婦は何歳になるのだろう・・・。

親の老いを感じながら、そんなことをふと思ったりするこの頃です(笑)


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