【育児からの学び】子育ては仕事中に報われる
年齢を重ねると丸くなるとよく聞きます。歳を重ねるごとにいろいろな経験を重ねた結果、穏やかに物事を見れるようになるということだと思います。ところで子育ては、歳を重ねるごとのいろいろな経験をぎゅっと凝縮して一気に経験させてくれるのではないかと思います。
・一人目子育て中に感じたこと
・子育て8年目の変化
・仕事での変化
・一人目子育て中に感じたこと
一人目の子供を産んだ時、今まで思い通りにできていたことがうまくいかず、これが永遠に続くのかと思うととても辛かった。
今でも覚えているのが、生後2ヶ月の頃、朝起きて横で寝ている我が子見て「あー、まだいる。ずっといるんだな。この子が大きくなるまであと何年だろう。」と思ったこと。
他にも、生まれた瞬間、5歳位で、どこでもドアみたいなところから「お母さんこんにちは。」と来てくれたらいいのにと思ってたこともある。
とにかく今まで普通と思っていたことがスムーズにできない、自由が効かないことがしんどかった。
今思えば、はじめての子供を持って、慣れない中で子供を守らなければというプレッシャーや、これしてはいけない、あれしてはいけないというネットの情報に左右され (例えば、離乳食は手作りでないといけないなど) 、制限を自分にかけすぎていたせいで、余計に不自由さを感じていたのかもしれない。
・子育て8年目の変化
子育てを8年して、あきらめることや不自由さにも慣れ、それがあることを前提に隙間で自由に動けるようになってきた気がします。
どうせ、予定通りに事は進まないことがわかっているので、状況に応じて計画を変更することがあまり労を掛けずにできるようになったと思います。
・仕事での変化
実は、この経験が仕事の上で役立っています。
例えば、仕事相手と意見がぶつかり、口論になることが独身の時はありました。熱くなる性格なので、気持ちが高ぶるとつい言ってしまう。
でも、今はこんなこともあるさと心の中で思う余裕が生まれ、口論になる前に自分から折れることがで出来るようになりました。
不自由さの中に自由に動ける部分を見つけ、どう立ち回るべきか考えるための俯瞰的な視点を持つことができようになったと思います。歳を重ねたせいもあるけれど、毎日不自由な中で生活してきた結果、身に付けた新たな技だと思います。
結局そこでぶつかっても、瞬間は良くても後に後悔することが多いし、l今後関わりがある相手ならなおのことぶつからない方が良い。
敵を作っても良い事はないです。むしろ自分から折れる方が結局は自分にとっても良い結果につながるということがわかるようになりました。
子供たちよ、毎日毎日鍛えてくれてありがとう。子供と一緒に母も少しずつ成長しているよ。
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