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【子育て】次男坊のわがままについて

 今日はうちの可愛い可愛い、2歳の次男坊を観察して思ったことを書きます。

・2歳の自己主張

 タイトルにある通り、2歳の次男坊は自我が芽生えたのか、わがままというか主張が激しいです。
 例えば、こんな感じ。
例1  水が欲しい
 水を飲みたい、マグではなく、コップで飲みたい。
 コップに小さくではなく大きく入れて欲しい。
 コップに蓋をして、ストローを刺して欲しい。
 ストローはピンクがいい。
 氷がなーい!!

例2  夜寝るとき
 カワウソちゃん(人形)がいる。
 枕がいる。丸い枕と四角い枕を並べたい。
 布団は冷たい布団がいい。
 足を温めてて欲しい。やっぱり頭を掻いて欲しい。
 電気は自分で消したいから、抱っこして届くようにしてほしいのー!!

 一つ一つの要求に答えるには、仕事帰りの36歳の私には少々辛い。いえ、だいぶ辛い。しまいには「やかましい!」と一喝することもしばしば。

・最近読んでる本「明日の幸せを科学する。」から学んだ幸せの尺度について

 ところで、最近本を読んでいて、他人の幸せを評価することはできない。ということを学びました。
 なぜなら、幸せとは、個人の経験に依存しているから。
 例えば、次男坊にとっての晩御飯を全部食べた後のチョコレートは史上最高の幸せです。それは2歳の次男の経験の中で、チョコレートが史上最高においしいものであり、大きな喜びを感じさせてくれる食べ物だからです。

 一方で、36歳の私にとって、チョコレートはいつでも手に入り、食べたいと思った時にいつでも食べられるお菓子です。なので当然、36歳の私にとって、チョコレートが人生最大の喜びではありません。
 2歳児に比べ、経験をたくさん重ねているので、幸せの10段階で言えば、チョコレートを食べることは2くらいの幸せです。

 しかし次男坊にとってチョコレートを食べる事は幸せの10段階の9.5くらいに値するかもしれません。
 この現象を、言語圧縮説(経験の乏しさが言語を圧縮する)とか経験伸張説(経験することで経験する前の幸せの域には達しない)という言葉で、その本は説明していました。

・次男坊の幸せを思うこと

 他人の主張する幸せを評価することは困難です。
 先に述べた彼の水を飲むときのこだわりや、寝るときのこだわりは、私にとって本当に些細なことで、どうでもいいことです。しかし2歳の彼にとって、2年少しの経験の中で大切な自分を幸せにするためのステップなんだと思います。今しかない、このこだわりを叶えてあげることがとても大事なことなんだと思いました。
 
 本を読み少し賢くなったので、次男坊の主張を現象として、客観的にとらえることができれば、もう少し広い心で彼なりのこだわりを受け入れてあげられる気がしました。


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