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備忘録的な紐付け知識学 ~三日坊主頑張る編~ しょの23

 知識学~しょの21で書き忘れたんですけど、ちょん切っちゃった象さんは煙で燻して防腐処理をするそうです。そりゃそうですよね。生のままじゃ、臭すぎて死人が出ますもんね。

 で、今回は「薬屋のひとりごと」繋がりで中国について。
「薬屋の⋯」は、あくまで昔の中国の様な世界です。
現実の宮廷(昔の宮廷だから故宮と呼ばれています)は、北京にしても瀋陽にしても結構海岸線から遠いところにあります。多分、帝の力を 以てしても海から宮廷まで三~四日掛かると思います。そんな宮廷でサバを食してるとなると、「薬屋のひとりごと」の世界の宮廷は海に比較的近いところにあるのでしょう。
あ、でもナマスで食べてたから、酢で絞めて長持ちさせてるのかもしれませんが。

 中国で困るのが、トイレです。
まず、日本のトイレはどこに行ってもトイレットペーパーが備え付けてあります。でも、中国に旅行に行く人は気を付けてください。
公衆トイレで紙を置いてない所はたくさんあります。基本トイレットペーパー持参です。
焦っているところで、トイレを見つけて「良かった~」と駆け込んで、用を足したら紙が無いなんて事は多々あります。
今でこそ北京オリンピックで改善されたところは多くありますが、まだまだそう言うトイレは多いです。

 散歩するなら、市場と公園が良いです。一般の人の日常が見れます。
市場だと、日本だと「これはNGだな」みたいなものを度々目にします。
肉市場で(竜肉・虎肉)と書いてあったので何だろうと見たら、蛇肉と猫肉でした。
 猫と言えば、中国の人に「パンダって猫なの熊なの?」 と聞くと
「何言ってるの?猫に決まってるじゃない」
と言う人が多いそうです。
「(中国語で書くと)大熊猫なんだから猫よ」
って言う論理です。もしかしたら日本人だから からかわれてるのかもしれませんが⋯笑われます。
公園は、中国風の将棋をしてる人がいたり、凧上げてる人がいたり、集団でダンスしてる人達がいたり、釣りしてる人がいたり、みんな思い思いに好き勝手に楽しんでいます。
基本、中国人は国民総健康オタクでアウトドア派が多いのでしょう。

 猫猫は薬師なので薬の事を書きますね。
中国で漢方の薬屋さんに入ると、とんでもない量の薬、漢方薬と言うか生薬を渡されます。
それを持って帰って、煎じて飲むわけです。ちゃんとした、街の薬屋さんで買う事をお勧めします。
猫猫は体を温めるために、蜜柑と生姜の飴を作っていましたが、確かにそうで、蜜柑の皮を乾燥させたものを陳皮(ちんぴ)と言い、生姜同様、体を温める効用があるそうです。
逆に体の熱を冷ますのが、ネギとかキュウリだそうです。だから、寒い時期にネギやキュウリを食べない中国人は結構いるそうです。
 個人的には、竜骨(どうも恐竜の化石らしい)を飲んでみたいです。
どんなんだろ?

小説や漫画を描く人は、よく調べていますね。感心します。

そんな無理しなくて良いですよ。