光の表現 -midjourney-
今回は光の表現について書き留めたいと思います。
絵は光の具合によって、それが楽しそうなシーンに見えたり、悲しそうなシーンに見えたりと、絵を表現する際にとても大切な要素の一つです。
Midjourneyでも意図的に光を指定することが可能です。
今回は光を表す用語を中心に説明します。なお、光を当てる題材は石膏像にしました。
■ 指定なし
光の指定がない場合の例です。そもそも光が当たらないと、物が見えないので、指定しなくてもどこからか光は当たってます。
■ シネマティック・ライティング(cinematic lighting)
その名の通り映画などで用いられる光の技法で、高いコントラストが特徴です。
■ ボリューメトリック・ライティング(volumetric lighting)
光を空気で拡散させることで、被写体がより立体的に見えるライティングです。
■ドラマチック・ライティング(dramatic lighting)
光と影のコントラストを極端にすることで、シーンの雰囲気や感情を表現することができます。
■ ソフト・ライティング(soft lighting)
影の硬さがなく、柔らかい印象を与える照明のことです。ソフト・ライティングのほかにも、subtle lighting(かすかな光)や smooth lighting(柔らかい光)でも、Midjourneyでは同じような結果が得られるような気がします。
■ 色のついた光
色のついた光にする場合は、「lighting」の前に色の名前を付けるだけです。上の画像は青っぽいを意味する「blueish」としてますが、単純に「blue」でも青くなります。ただ、青が強くなるので、青っぽいとした方が個人的には雰囲気が好きです。
色については、goldish(金色がかかった)、reddish(赤味がかかった)など、だいたいは色名のあとに「~ish」をつければ「~っぽい」という意味になります。
他にもいろいろと英語の表現はありますが、あまり差が出ないので、今回は省略します。
それではまた。
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