脳疲労の軽減方法!
こんにちは、専門作業療法士の崖の上の父ちゃんです。
今回は、
『脳疲労の軽減方法』というタイトルで投稿させて頂きたいと思います。
みなさん、
「日頃から身体がだるい」
「寝つきが悪い」
「休みの日はゴロゴロしていないときつい」
「一人きりになりたい」
「疲れて考えがまとまらない」
「動いていないけどきつい」
などこんな悩みありませんか?
私の体験談ですが、睡眠時間は十分なのに、なぜか一日中、身体が重たかったり、元気がでなかったり、人と会うのがかなり億劫になったりと・・・
約3年近く改善すら軽減すらしない時期がありました・・・。
今思い返しても、非常にきつかったです。
ただ、このきつさを乗り越える方法を、とにかく専門的な勉強、勉強、勉強を重ねて軽減することができました。その方法を今回はお伝えさせて頂けたらと思います。
ただ、様々な軽減策があるかと思いますが、
まず、睡眠をしっかり取ることや身体を休めることは前提の話として、
私なりの『脳疲労軽減方法』をお話させて頂きます。
『脳疲労軽減方法の』結論をお話すると、
①不快なことやネガティブな事を考えないように、楽しさ、嬉しさ、幸福さに着目し行動を実際に起こすこと
②自分の人生の軸を作ることで、些細なことは気にならなくなること
の2ステップのみです。
まず、『脳疲労』を理解するためにも、
初めに簡単な脳の神経伝達物質、ノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニンという3つの関係性をご理解頂けたらと思います。
この3つは、『シーソーのような形』で説明ができます。このシーソーは真ん中に保たれている時が最も、こころが安定している時となります。
簡略に説明すると、不快やネガティブさを感じたり考えたりすると、ノルアドレナリンが多く分泌され、右にシーソーが傾きます。ノルアドレナリンが多く分泌されることで “不安感や恐怖感” を感じるようになります。
逆に、楽しいことや、嬉しいこと、ポジティブなことを感じたり、考えたりすると、ドーパミンが多く分泌され、左にシーソーが傾きます。ドーパミンが分泌されることで、 “意欲や快楽、心地よさ” を感じるようになります。
このシーソーを中間に保つ役割をしているのが、セロトニンという物質になります。このシーソーが均衡に保たれている時は、最も心が安定しており、適度な状態となり、不安にもならず、興奮もせずというこころの安定さにつながります。
こころが最も安定するのは、セロトニンを分泌させることなのですが、
ここで考えてみたのが、
私の場合、
3年間もの間、ずっとシーソーが右に傾き続けていた
ということです。つまり、ノルアドレナリンが多く分泌され、不安感や恐怖感を感じるのが当たり前の脳になっていた可能性があるということです。
↓もう少し脳疲労に関して詳しく知りたい方のみここは読まれて下さい。
詳しく脳疲労を解説すると、私の場合は、
視床下部(自律神経系の大元)がこのシーソーの調整に大きく関わっている脳部位なのですが、内側前頭眼窩野という脳の疲労感を感じる脳部位とも密接に連携しており、不快なことやネガティブなことを毎日考えすぎて、その結果、脳疲労を引き起こし、自律神経失調症状、動機や息切れまで起こしていました。
この時の3年間、脳疲労で悩みに悩み続け、勉強を続けた結果、ふと閃いた方法があります。
ずーっと不安やネガティブな事を考えている脳になっていて、不安感や恐怖感を感じることが日常的になってしまっているのであれば、
強制的に、楽しいこと、嬉しいこと、幸せと感じることを行い、シーソーを左に傾ける必要があるのではないか?
よく聞く、セロトニン活性方法では刺激が足りず、自分には効かない?のではないか・・・。と考え、
ここで、脳疲労軽減のために、ドーパミンが分泌される方向にシーソーを強制的に傾けるようなことをしてみようと閃き、決意しました。
それが、
①の改善策
不快なことやネガティブな事を考えないように、楽しさ、嬉しさ、幸福さに着目し行動を実際に起こすことです。
すると・・・これが、効果てき面でした。
具体的には、自分の楽しいこと、嬉しくなることは何か?まず考え、実際に行動するように心がけました。魚釣りやプール、映画、ufoキャッチャーなどが好きであったため、きつさを感じながらも強制的に出向いて行きました。すると、徐々にではありますが、身体がきつくなる、仕事中にきつくなる、一日中ゴロゴロする、寝つきが悪いなどは少なくなっていきました。
ただ、それでも日によっては、きつくなる日はありました。
そして、ここからが、②つめの軽減策につながります。
①つめの改善策で何となく感情では、楽しくなってきて、きつくなることは少なくなったのですが、まだ、脳疲労を感じることはありました。しかし、この②つめの考え方を行動化することで、ほとんど脳疲労は感じていないのではないかなと感じるぐらいまで今はなっています。
その②つめの改善策が、
②自分の人生の軸を作ることで、些細なことは気にならなくなるということです。
私のきつい時までの考え方は、何の仕事を一生懸命するのか、自分にはこの仕事は適正なのかなど、なぜできない?なぜこうなるんだ?どうしたらいいんだ?。ばかり考えていました。
しかし、この時初めて、自分の人生はもう半分過ぎているのではないか?いつまで生きるのだろうか、どうしたいのだろうかなど悩みながらも、
考え方を変えてみようと決心しました。
具体的には、自分の人生の軸は何だ?ということを真剣に考えました。
私なりの答えとしては、これからの人生、誰とどう過ごしていくのか、誰と仕事をするのか、誰と仲良くしていくのか、誰のために役に立つことをするのかなどを考えました。
その時、考えた自分の軸が、
家族、気の知れた友人、両親、職場のお客様、仲の良い同僚、近所の飲み仲間、また、これから自分の人生に関わって頂ける方々、と共に、自分が何がみんなに出来て、何の役に立てるのかを考え、行動していく決心をした
ということでした。
そして、それを少しずつですが実際に意識して行動するようになってから、先程の自分の人生の軸 “以外” の出来事、では、不快な事やネガティブな事が、何かと気にならなくなっていきました。そして、それに伴い、脳疲労も軽減することができたのかなと思います。。
今回の投稿では、『脳疲労の軽減方法』というタイトルで2つのポイントで投稿させて頂きました。
私の私見ですが、脳疲労で悩まれている方は非常に多いのではないだろうかと思います。そんな方々のために、この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。これからも投稿頑張りますのでよろしくお願い致します!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?