上司とうまく話せるようになるには。

こんにちわ、専門作業療法士の崖の上の父ちゃんです。
今回は、『上司とうまく話せるようになるには』というタイトルで投稿させて頂きます。

みなさん、仕事場で、緊張し過ぎてうまく発言できず、特に上司とうまく話せない・・・そんなとき、ありませんか?
話そうと思っても10のうち3ぐらいしか伝わらず、コミュニケーションがうまく取れないという悩みは良く耳にします。
上司と話すときってドキドキしますよね。ましてや恐い上司、反対に尊敬する上司と話すとき・・・。これが毎日のように、定期的に続き、うまく話せないとなれば、憂鬱で悩みになりますよね。
でも、これをある程度までうまく話せるようになるのは、私の経験上、可能だと思います。それを今回は伝えていきたいと思います。
この悩みに対して、ある人に相談したら、上司をじゃがいもとか人形だと思えばいいんじゃない?など言われそうですが・・・、
そう思えたら楽ですが、なかなか難しいですよね。
では、何かいい方法はあるのか。私はあると思います。というより私はこれでいつも乗り越えています。

その方法の説明の前に、まず、
欲求と悩みの関係を理解することが悩み軽減、解消につながるので説明させて頂きます。

以前の投稿https://note.com/happy_ni/n/n82eee6ce31a

を参照して頂けるとありがたいのですが、

簡単に要約すると、人にはこうしたい、こうなりたい、ああしたいなどの欲求というものがあります。
例えば食べたい、洋服をきたい、安全や不安ない環境で生活したい、愛情がほしい、仲間がほしい、ありのままの存在を認めてほしい、自分が行った良い行動を認めてほしい、結果を認められたい、自分で何かをなし遂げたいなどの欲求が常にみなあるはずです。
それが叶わない、思うようにいかないことで、
それが悩みとなり、結果、社会で生きづらいなと感じてしまうということです。
まずこの自分の欲求が叶わないことで、悩みが生まれているということを理解して頂ければと思います。
では、今回の件と照らし合わせるとどうでしょうか。
軽減策、解消策としては、

私は  4段階  で考えています。


まず、第1に、

‘’うまく話せないのには、欲求が関係することを理解、納得する‘’

緊張してしまう背景として、
上手く話したい、ダメ出しされたくない、仕事を失いたくはない、自分はダメだと思われたくない等という欲求があるからということを、理解し気づき、自分でそうなんだと納得することがまず重要であるということです。

第2に、

‘’緊張する場面で、なぜ、緊張するのかをイメージする‘’

少し専門的に説明すると、
上手く話したい、ダメ出しされたくない、仕事を失いたくはない、自分はダメだと思われたくない等という欲求があると、
自分は上手く話せないのではと、そのことを何度も考えてしまい、扁桃体(好き嫌い、戦うか逃げるかを感知する脳部位です)という部位が過剰反応し、前頭葉(色々な物事を考える脳部位です)と関連し合い、うまく伝えられるかな、どうにかならないかな、上手く話せなそうと勝手に思い込んでしまいます。そうなると、うまく話せないという負のループが出来てしまいます。
少し分かりにくいと思いますので、もう少しわかりやすく説明すると、
例えば、上手く話したい、ダメ出しされたくない、仕事を失いたくはない、ダメだと思われたくない等の欲求は出てきますよね?
その欲求をもとに、
あぁ明日上司に説明しないといけないなぁ、嫌だなぁ、うまくいかなかったらどうしよう、なんか終わるまで憂鬱だなぁ、など、これこらどうなるのかを自分の頭の中で、勝手にイメージをしてしまいます。それを何度も考えすぎたら、扁桃体という部位が過剰に反応してしまい、逃げの方向、ネガティブな方向にしか、考えられなくなってしまうということです。
よって、緊張して上手く話せなくなってしまうということです。
まだ少しわかりにくさがあると思いますので、最後にまとめさせてもらいます。

第3に、

‘’ポジティブな対応策、軽減策を具体的に考えること‘’


扁桃体の過剰反応を抑えるためにも、
逃げる方向ではなく、戦う方向へ考え方をもっていくということです。戦うと言うと、ややこしくなりますが、自分がこれならうまくいきそうだなという、対応策、軽減策、解消策を考えて見ることが非常に大切だということです。インターネットや自身で考えついたことでも色々な自分に合った対策はあると思います。私で言えば、
自分と上司が話している場面を想像し、特に怖い上司が私は苦手なので・・腕をさりげなく組んだり、てに持っているバインダーでさりげなく上司との境目を作ったり、目は相手の話を聞くときだけ合わせ、話す時は少し目線を上になど・・・(笑)イメージしています。

そして、第4に、

‘’具体的にシミュレーションして自己効力感をもつこと‘’


このシミュレーションは非常に効果的だと実感します。前述した対応策、軽減策、解消策を具体的にシミュレーションすることです。
シミュレーションした時にうまくいかないと、本番もうまくいかないと思います。けど、シミュレーションした時に、何回かうまくいくと、なんかできそうだな!という自己効力感を持つことができます。この自己効力感は、専門的にも非常に重要視されています。
自己効力感も持てる状態になれば、なんかどうにかなりそうだなと思えるようになります。そうなることで実際の場面で、10割のうち3割しか話せなかったのが7割うまく話せた、9割話せたという実感を持つことができるようになります。

この1から4の過程で、
絶対にうまくやらないとダメだなどプライドが邪魔したりすることもあるかと思います、このプライドを捨てることは、私も難しく感じる時はあります。けど、なるべく自分は未熟な人間なんだと認めてしまう、怖がりなんだと認めてしまうように心がけたり、なんとかなるという想いで、大きな出来事のときやプレッシャーがかかるときには、何度もイメージとシミュレーションを行い、何とかなりそうだなと自己効力感を感じる、高まるまで練習を繰り返しています。
何度もしていると、自然とどうにかなりそうだな、と本番前にもあまり考えなくなります。考えなくなることで、扁桃体の過剰反応も抑えることができ、本番はある程度リラックスして話すことが可能となります。

今回のお伝えした内容は、
プレゼンや発表会、講師など人前に出る時にも同様に行うことで、なにかとうまくいくと思います。正直、初めは、理解できるようになるまで大変かもしれません。でも、何度もこの過程を繰り返すことで成果が見えてきます。そして何度もするうちに、必ずうまくいくと思いますので、ぜひ、実戦して頂けたらと思います。
私の説明が難しい点や納得いきにくい点も、もしかしたらあるかもしれません。ただ、このような悩みがある方は多いと思います。私も、うまくいかない時もあります。なのでいつでもコメント頂き、私で良ければ何でもお答えさせて頂きますし、共に考えたり、共感していけたら嬉しいなと思います。宜しくお願い致します。

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