お弁当の上の段と下の段を間違える
パソコンの天気予報「雨が近づいています」と、わざわざ表示してくれる。
寒さのなかに、蝋梅が咲いている。
職場から歩いて帰りたくて、ゆっくりゆっくり歩いていたら、途中で合流した道から、ご老人が私の少し先を歩く。
同じ道なので、しばらくその人のあとをついて行く感じになった。
途中の大きな公園の手前で、親子が冗談を言っている声が聞こえた。
前を歩いていたご老人が微笑んでいた。その、横顔。
なんだか幸せそうだったなあ。
夜勤明けのぼおっとした頭が、
幸福感をもってきてくれたのかも知れない。
今週は、普段使っているお弁当箱の上の段と下の段をよく間違えた。
私のお弁当箱は、上の段が少し大きくなっているから、おかずがあふれるように入れても蓋をした時点できれいに完成する。
でも下の段に入れたら、蓋が締まりにくくて、せっかく詰めた野菜たちは
力を込めて蓋をすることになる。
おおざっぱな私、中身を抜くことはしない。
結局入れたいものをぎゅうぎゅうにするのは変わらないのか?
でも、なぜ蓋をした時点で気づいてしまうんだろう。
自分で自分を笑う。
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