なかなか手放せない根深いネガティブ感情と向き合うには?
心晴れ晴れサポーター しゅうです
前回、感情の種類と対処方法をお伝えしました
前回のお話だけでも手放せるネガティブ感情もありますが、根深いものはなかなか手放せなかったりします。
その時、どうしたらいいのか?これからお伝えします、
ネガティブ感情にも限度がある
ネガティブな感情は魅力があり、感じるだけでメリットや報酬を受け取っているという話を前回しました。
だからこそ、なかなか手放せないわけですが、魅力や報酬にも限度があります。
いくらおいしいごはんやお肉や料理でも食べ続けたり、素敵なドラマや映画でも四六時中視続けていたら飽きが来ませんか?
それと同じように、ネガティブ感情も飽きが来るほど向き合い見つめ続けると手放すことができるようになっていきます。
飽きるまで向き合う
この時つまみ食いのようにちょこちょこ向き合っても、効果はあまりありません。
特に根深いネガティブ感情の場合、できれば1日30分 少なくとも15分は向き合う時間を作る必要があります。
向き合う時は、夏休みの自由課題のように花や植物を観察するように、できれば観察日記をつけるように1行でもいいので、どのように考え何を感じるのか?をメモしていきます。
例えば強い恐怖を感じていて、手放したいと思ったとき
◎その恐怖はどれぐらい強いのか?
◎その恐怖は何から感じるのか?
◎いつぐらいから感じているのか?
などを観察していきます。
すると恐怖の感情も打ち寄せる波のように、強くなる時もあれば弱く感じられる時もあることに気づけたりします。
そして、強く感じているときは何を考えていてどう感じているのか?また弱いときは何を考えどう感じているのか?観察していきます。
しばらく観察していると
「何歳のころに~なことがあって、その頃から恐怖感が強くなったな」とか
「常日頃から安心できる環境ではなかった」
「自分は無価値で無力だと感じることが怖かった」
何に対してどう反応しているのか?
見えてきます
植物も毎日観察していると、昨日までは見えなかった葉っぱが芽を出していたり、蕾ができていたり、時には変な方向に延びて行って枝が折れて、そこから先は枯れてしまっていることに気づけるように、自分の考え方の癖や思い込みがどうなっているか見えてきます
そして、どこをどうすれば整えられるのかに気づけるようになったとき
どの枝を切り、どの葉を残し、どんな花を咲かせたいのか?を選ぶことができるようになってきます。
このように、
自分の中にある思い込みに気づく
取捨選択し、必要ないと感じた思い込みをテープをはがすようにはがし、解放していくプロセス
をテープ式カウンセリングと私たちは読んでいます。
これができるようになると、
自分の心をデザインする!
ように自分の得たいと感じる感情を自由に手に入れることができる
ようになっていきます。
もちろん、整えることだけでなく、観察した結果、時にはそのまま何もしないのが一番美しいこともあります。
しかし自分の心と向き合わず知らないままでは、ネガティブな感情の解放はなかなかできません。
この作業は根気のいる作業になりますが、やればやるだけ自分の心が変化していくことを実感できると思います。
スポーツだと、基礎体力を高めるランニングやウオーキングのような
地味な作業ですが・・・
確実に持久力、耐久力は高まります。
すると動じにくいメンタルへと変化していき、
動じたとしても立て直すことができる
ようになっていきます。
もし今あなたが根深いネガティブ感情に悩まされているのであれば、挑戦してみることをお勧めしたいです。
お役に立てば幸いです。応援しています♪
心のお天気快善カウンセラー SHU
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