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息子の習い事について その2

前回ミニバスを習い始めるまでを書きました。
今回は入部してから現在までの経過を書きます。



下手。

とても下手だった初心者から、夏休みに1万本シュートを達成して人並みになった息子です。なかなか頑張りました。
でも、やっぱり「チーム中で他の子を向いてレギュラーになれた」という様な活躍をするわけではないのです。

なんのためにするのかを、親子で擦り合わせ。

センスがないのかもしれません。
元の性格が優しく、気弱なのでボールの取り合いには不向きです。
取り合いのときはいち早く譲る方です( ;∀;)

レギュラーは諦めました。
とはいえ、息子は元々「レギュラーを目指す!」というスタンスではありませんでしたので、私が密かに期待するのをやめたということです。

そうするとバスケに一生懸命取り組む理由は何か?と、素朴な疑問が湧いてきます。

私と息子で会議をして目標の擦り合わせをしました。

入部した当初は「ボールの扱いが苦手なことがかっこわるい!克服したい!!」というのが当初の息子の強い目標でした。
今は「チームに居る、意地悪なライバルに勝ちたい」という気持ちが動機になっている様です。

私としては微妙な目標だと思いますが、とりあえず見守ります。

チームメイトとの関わり

「いじわるなライバル」は小学2年生から約2年間バスケをしているので、歴が長く、なかなか勝つことは難しそうです。
その子はアグレッシブな性格で、試合では勝ち気でよくボールを取っています。しかし、3Pラインからすぐにボールを打ってしまいます。チームメイトにパスをする場面なのに…( ;∀;)
コートの外では暴力的で感情のコントロールが特に苦手で、チームメイトを蹴ったり、ボールをメンバーに投げつけたり、パス練習で暴投したりなど、控えめに言って、関わりたくない感じです。

指導者や保護者への挨拶もありません。

なかなか態度が悪いのです。

もうそんなん相手にせんといてや、と我が子に思いますが…。
よくいじめられているのでやり返したいのでしょう。
とほほ

個人的にはそんな子にこそ、強めに指導してほしい。と指導者に思います。
そこも指導者に期待できないのもストレスです。

マブダチといじめっ子との狭間で

たまたま一番気が合う子がキャプテンだったので、練習中に一緒に組んだり試合の待機時間に一緒に過ごしたりと、良いことばかりだったのですが。

先日、そのキャプテンが辞めることがわかりました。
違う小学校だったけど毎日練習で会えていて、土日も共にバスケをしていたので、とても大きな存在でした。
年末にはその子と一緒に焼き鳥を食べに行った仲だったので、とてもさみしいのです。

その子と一緒に過ごす時間が多かったので、自然とその間はいじめられっ子の被害に遭うこともなく、そういう意味でも親としては安心していました。

辞める理由はおそらく、指導者への不信感でしょう。数回親御さんから監督に話をしているようです。

親も苦しい。

そんなチームの様子、我が子の振るわない様子を傍で見ていると、親であるこちらも相当苦しいのです。

本人よりもストレスを感じている気がします。

自分が当事者の方がマシです。

いじめっ子は1人だけではなく、数人居ます。
とはいえ人によっては、まだ幼い小学生男子なので気分で強く当たる人も居るし、そういいながらも一緒に遊ぶ日もあったり。
まあ、大人が真に受ける程でもない場合もあります。

特に仲良くもないけど、普通に関わる、けど悪口言ったりもするし、でも一緒に遊ぶ時もたまにあるということです。

もう勝手にしろや、関わらんかったらいいや。
と、自分なら思いますが。

それにいちいち振り回されるのが、子供同士。
経験値が少ないので、判断できないのですね。
そんなもんでしょう。

だから息子もいちいちそれに振り回されています。
やれやれ。


親として伴走する難しさ

文章で書くとたいしたことない様に感じますが、我が子が逐一身勝手な子供の振る舞いに右往左往している場面を見るのは、非常にストレスです。

一日中見ていると、風邪をひきます。

私は試合の引率に行くと、体調を崩します。大げさではなく。
一日中試合に付き合い、待機場所は外。真冬です。
息子の出場時間は3分。

その間、息子は普通に過ごしているか、仲の子と楽しく過ごすか、いじめられっ子からイヤな振る舞いを受けているかです。
イヤなことをされたら言い返せばいいけど、咄嗟に言い返せない。気が弱い性格の息子です。

それを見ているこちらは、本当にストレスが溜まります。

自分の立ち位置を決める

我が子が参加しているチームなので「引率は行けるときはできるだけ行く」というスタンスでしたが、この頃本当に体調を崩すので必ずしも行かなくてもいいのはないかと思っています。

そこまでして行くことではないと、冷静に思います。

期待しない、息子主体、自分はサポートするだけ

主人公は息子です、私はサポートするポジションです。
体調が崩れてしまうという状態はサポートできなくなる、ということなので、行かない選択肢を選ぶときなのでは?と思っています。

息子は「いじめられっ子に勝つ」という漠然とした目標を掲げていますが、応援はするけど引率はしなくてもいいかもしれません。

そもそもその目標は何を持って達成となるのか、そこを息子と擦り合わせをしようと思います。

私はもう、挨拶もできない、勝てない、いじめっ子を抑えることができない、あのチームに深く関わることは辞めようかと思います。息子があまりにも守られない状況かだけを、見に行くくらいにして。
チームが勝つためとか、引率者の負担とかについては一旦その荷物を降ろそうかと考えてます。



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