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みっきーのリアル登山者の端書き#678『三河の山』

愛知県は、名古屋を中心とした西部の尾張地区と、岡崎・新城・岡崎を大部分とした東部の三河地区にざっくり2分されることがあります。

尾張地区は岐阜県や三河地区との境くらいにしか山が無い平野部となっており、逆に三河地区は半分近くが山林で構成されています。

名古屋市の登山者として愛知の山を楽しむときは、尾張地区の境にある山々に気軽に足を運ぶか、三河地区まで少し遠出をして奥山感を味わうかという選択になります。

三河地区の山中は車でのアプローチとなり、更に高速道路も通っていないところも多く、時間がかかりがちで、駐車スペースもそれほど多くなく、それだったらと愛知にこだわらず岐阜の山々に足を運ぶことも良くあります。
実際に山岳イベントでも人気があるのは岐阜県南部の低山エリアが多かったように思います。山と街の距離が近く、交通や駐車の便がいい場所が多いことが理由なのかもしれません。

そんな三河の山々ではありますが、ひそかにブナ原生林があったり、湿原があったりと、水遊びが楽しめる天然の水場があったりと、しっかりと観察すると魅力はそこかしこにあります。

問題はインフラ整備と魅力の共有であり、いい物があっても伝わらないというのは色んなところに見られる構造なのかもしれませんね。

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