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みっきーのリアル登山者の端書き#530『紙とペン』

私の登山道具の緊急用品の中に、紙とペンが入っています。

山の中では、街中と違って多くのものが「無い」状態となりますが、その中のひとつに「書くもの・書けるもの」の欠如があります。

頑張れば文字が書ける葉っぱもないわけではないですが、とても読みづらく実用とは言い難いです。
そんなわけでいざというときに何か書き残せるように、紙とペンがセットで入っています。

想定される用途としては、自分が遭難した時の何かのメッセージ伝達方法となる他、拾った落とし物にメッセージを書き残したいときなどにも使えるものと思っていますが、今のところ使ったことが無い状態です。

今は紙とペンが無くなり、携帯できるデジタルデバイスが主流となりました。
しかし、それでは「現物をその場に残す」という機能を果たすことができません。

どんな便利な物でもそれが果たせない負の要素があり、それを何らかの形で補う必要があることを、登山道具たちを見ていて感じます。

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