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みっきーのリアル登山者の端書き#585『山座同定』

山座同定(さんざどうてい)とは、遠方に見えている山の名前を特定する行為のことです。

特徴的な山や見慣れた山は間違えることは少ないのですが、初めて見る山ではどれがどれだかわからないことも多々あります。

気の利いたの展望台には写真付きで解説があることもありますが、そうしたものが揃っていないことも多く、多くの山頂が重なって見えるときはどれがどれだか本当に分からないことも多々です。

山座同定をする方法としては地図とコンパスを使ったテクニックがあり、「この方角にあるからあの山だ!」と判断するのですが、遠くになればなるほどほんのわずかなズレが決定的な差になることがあり、正確な結果が得ることが難しいです。

ですが最近ではARの技術が発達しており、前述した「写真付きで解説」に等しい分かりやすさで山座同定ができるようになりました。

スマホ時代の現代、今では地図とコンパス自体を持ち歩く登山者も少ない状態です。
そんな中でもかつてから使われてきたフィールドテクニックとしての山座同定について、未来に伝承できる技術として引き続き使用・研鑽していきたいです。

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