見出し画像

みっきーのリアル登山者の端書き#744『入山料』

日本ではほとんどの山では入山料を取っていませんが、過去数回だけ入山料を支払った覚えがあります。
駐車場代やアルプスの協力金は別として、ひとつは岐阜県の池田山の山頂周辺と、もうひとつは奈良県の曾爾高原の亀山・八幡山周辺が記憶に残っています。

池田山は以前は入山料は必要なかったと思うのですが、最近では環境整備のために必要になったようです。

日本の山の整備の多くは国や自治体、地域の山岳会などによって行われています。
そのうち、山岳会はメンバーが漸減しているという風に聞いています。

人手や資源・資材の確保がままならず、資源高騰などの影響も出てきているのでしょう。

今まで登山者は登山道の整備管理の負担を、他の人に任せたまま登山を楽しんできたように思います。
今後は登山者自身も山に関わる人間として、そうした負担を共有する必要がありそうです。

これは山と山林保全者、登山者という立場の中で、登山者を含んだ連続性を構築することとも言えそうです。
登山者だけが無関係とならず、一体化していくことが大事ですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?