みっきーのリアル登山者の端書き #443『単独行と恐怖』
私はふらっと単独登山をすることが多いタイプです。
そして人が多い山よりも、ひっそりと静かに登れる低山などを徘徊することが多いので、登山道も人気がほとんどありません。
普段は特に気にせず登っているのですが、時折周りから聞きなれない動物の動く音が聞こえると、「クマが襲ってくるんじゃないか?!」という気持ちにかられることがあります。
一度それを意識してしまうと、なかなか拭えない恐怖が頭に残ってしまいます。
そうなると登山中はずっと一人でその気持ちに立ち向かわなければなりません。
単独行は荷物だけでなく、多くのものを自分で背負うこととなります。
他人に依拠しなくてもいい分、自分の勝手にできる側面もありますが、こうした負担の大きさは単独行ならではですね。
人生の中でも単独行も協働も、どちらもバランスよく活用しながら、自分の進みやすい方法で挑んでいきたいものです。