子どもにいちいち言わないとわからないのが、イライラしてきます
こんにちは。カウンセラー・コーチの齋藤 典子です。
GW、いかがお過ごしでしょうか?
受験生がいらっしゃると、なかなか出かけることも出来ないかもしれませんが、お花がきれいな季節です。
少しお散歩されるのもおススメです^^
さて、お子さまに、
「言わないでもやっておいてよ!」
「言わないでもわかってよ」
と、思われることありませんか?
例えば、
「再来週テストがあるんだから、計画的に勉強をしてよ」
「何度も言っているんだから、早く勉強を始めてよ」
「お母さんが、一生懸命やっているんだからあなたも一生懸命やって」
と、言うことが頭に浮かび、
「なんで言わないとわからないのかな」
「言わないでもわかってよ!」
そんな感じです。
「普通、言わなくてもわかるでしょ」
「イライラしているんだから、早くやって」
「察しなさい!」
と、思われるかもしれませんが、それって、お子さま側の脳の発達段階の影響もありますが、伝える側の
思考のクセかもしれません。
「言わなくてもわかってよ」
「察してよ」
「それが当たり前でしょ」
って、伝えている方の、
「○○すべき」
という思いが強いということがあります。
例えば、私の経験なのですが、
「言わなくてもわかってよ」
って、私が幼い時に、すぐに怒る、機嫌が悪くなる親の顔色を見て育ったために培った思考のクセがありました。
例えば、親が言わないでも、
「ん、お母さん、ため息ついていて機嫌が悪いかも。何かしないといけないの?」
「ドアの開け閉めが乱暴だから嫌な事があったのかも。いい子にしていなきゃ」
「今やっていることはいけないことで、無言で責めている?」
と、怖さや緊張感を伴いなら考えます。(よく言われる毒親ですね^^;)
こうやって、
「言わないでも察するべき」
というマイルールが出来き上がりました。
察するって、不正解だとまた怒られるので疲れます。
ルールなので、子どもにも押し付け、
「言わないでも察するものでしょ」
「何故やらないの!!ルールは守って!きー!!」
となります。
本当は怒られる怖さを感じさせて動かすのではなく、コミュニケーションをとって欲しかったのですが、親もやり方がわからなかったのでしょう。
それと、忙しくて疲れていたのだろうなと思います。
もしね、
「言わなくてもわかってよ!察してよ!」
という気持ちが大きくてイライラすることが多いと感じていらしたら、
「言わなくても察してよ!」
と思っていることにまず気が付くことが大切です。
そしてね、
ご自身が、
言われなくても察して無理して行っていたことをやめてみることです。
もしかしたら、今までそうすることでご自身を守っていたところがあるので、お気持ちがざわざわするかもしれません。
ザワザワなさったら、
「大丈夫。いいんだよ」
と、ご自身の行動を認めてあげること。
もう誰も、怒ったり責めたりしませんから^^
今日も最後までお読みいただきありがとございました。
齋藤 典子
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