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50代からの暮らしとお金、何が不安?

50歳を過ぎると仕事や生活に変化を予感するようになってきますよ。

仕事は役職定年が近づきその後、定年、再雇用と働き方の選択を求められるようになってきます。
生活面では、老後のお金のことが気になりだします。

そうですよね。本屋に行っても月刊誌の棚には必ず「定年前後のお金」「相続」といったテーマの雑誌が乱立しています。
朝刊を開けば、下段には、書籍・雑誌の紹介、そこにも同様のタイトルが踊
ています。
「これから、あなたは大丈夫?」って問いかけられるように。

ここから、働き続けること、老後のお金について、漠然とした不安に包まれるようになってくるのです。

働くことの不安

これまでの積み上げてきたキヤリアを持って、またそれに見合う地位もあり、遣り甲斐を抱いて働けているが、役職定年後、また再雇用後にどんな働き方があるのだろうか?
これまでのキャリアを活かして、満足のできる働き方があるのだろうか?
会社に残るべき? 転職すべき? 会社の人事はどこまで考えてくれているのだろうか?
過去に部下だった社員を上司に迎え、その下で遣り甲斐をもって働けるのだろうか?

老後のお金の不安

公的年金、企業年金でいくらくらいになるのだろう?
2000万円問題とかあったけど、自分の場合はいったいいくら必要なのだろうか?
実家の両親の生活は大丈夫かなぁ?
やがて介護が必要になるってこともあるよなぁ。
親もそうだけど、自分たち夫婦のことも考えないと。
今の貯蓄、退職金、夫婦の公的年金、企業年金でなんとかなるのだろうか?

と、いった具合でしょうか。

特にお金の不安については先程お話しした、「定年前後の手続き」等の種々の雑誌、書籍が情報として役に立つと思います。
しかし、自分事になると、どうでしょう。人生は人それぞれですから、さらに自分自身に合わせて詳細を確認する必要があります。

まず、働くことの不安については、これまでの自分のキャリアの棚卸をすることをお勧めします。転職するしないは別にして、一度自分の職務経歴書を作ってみてください。思いもしなかった自分の強みに気が着くものです。
どのような仕事に携わってきたか、そこでどのような工夫をしてやってきたか、各所属セクション単位に、面白くやる気をもって取り組んだ時期、落ち込んでモチベーションが低下した時期、があったと思います。その時の理由を思い起こしながら、文字にしてみましょう。
そこから、自分の強みや大切にしてきた生き方が見えてくるはずです。
今後の働き方についてのヒントになるのではないでしょうか。

老後のお金に不安がある場合は、ファイナンシャル・プランナーは、クライエントの将来の収入、支出、貯蓄の推移を見える化した「キャッシュフロー表」を作成することで、不安を具現化します。将来が見えないから不安を感じますが、見えてくると不安・怖さは薄れます。そこから具体的な対応策を検討するということになる訳です。

これからは、このような内容をファイナンシャル・プランナーとして、またキャリアコンサルタントして、具体的に掘り下げながら、皆様に発信していきたいと考えています。
自分の力で、キャッシュフロー表を作って頂けるようになって頂ければ嬉しい限りです。
ファイナンシャル・カウンセラーとして、認識して頂けるようになりたいと思っています。




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