八百万の神々とともに今を生きる
八百万の神と自然信仰
八百万の神とは、日本で古くから存在する神道において、祀られている神様たちのことです。
日本では太古の昔からあらゆるもの、太陽・月・風・家の中にまで、世の中に存在するすべての物に神が宿っていると考えられてきました。
そうした無数の神々を「八百万の神」としてあがめる風習があったのです。
日本人は道具を大切に扱い、植物や動物、自然と共に生きてきました。
トップ画像のジブリ『もののけ姫』のワンシーンのようなイラストを見ていただくと、誰もが神々しさを感じ取れたりするのではないでしょうか。
その感性は日本人のDNAに脈々と記録されてきたのかもしれませんね。
自然から多くの恵みを享受して生活していた日本人は、自然に感謝して生活していく中で、あらゆる自然物に神が宿るとする自然信仰が生まれました。
今でも、日本各地にある神社や寺社を訪れると、昔からそこにあった樹々たちやお社に出会ったり、差し込む太陽の光、流れる川から神々しさを感じとったりすることもあるでしょう。
すべての方々が同様に理解できたり視えたりするものではないので、確証をもって言えることではありませんが、最近の量子力学ではこういった事象も検証でき始めているみたいなので、今後の発表が楽しみなところです。
すべてのものには波動があり、同じ周波数帯で引き合う想念の世界というものがあります。
パワースポットとは、そこの土地の振動数に自分が同調することでご利益を享受できるというのが本質だろうとわたしは思っています。
今年の辰、干支の龍でいうと、巨大な自然界のエネルギーの流れを龍として昔の人がわかりやすくしたもの、または視えたものなのだと考えています。
わたしたちは元々、そういった感性を誰もが持っていました。
そう、きっと忘れているだけ。
むしろ、自分から閉じた可能性もあるかと思います。
だから、想い出せばよいのです。
はじまりの国、日本
日本の日の丸国旗の太陽は赤い色をしています。
世界的に太陽は黄色で表されることが多く、赤は珍しいそうです。
なぜ赤色なのでしょう。
古くは武田信玄からなどいろいろ説はあるのですが、
・昇る朝日
・日本語の「赤ちゃん」「赤ん坊」「赤子」生命の誕生
の表現から来ていると言われています。
赤ちゃんを赤色で表現する言語は日本語以外にはないそうですよ。
それにはどんな想いが込められているのか。
わたしはこう解釈しました。
“日本が雛形”と言われて、なるほどと思うわけです。
でも今の状態では程遠くも感じます。
ならば、一人一人が昔のように自然と共に生き、神様を扱うように物を大切にして、身の回りや身のこなしを美しくしていく。
そんなところから始まるのではないでしょうか。
使っているパソコン、本やコーヒーカップ、携帯、炊飯器、はさみ、すべてに神様がいる。
そんな風に考えてみると、大切にせざるを得ないですよね。
物を大切にしているとその波動や念はしっかりと共有され、物からも大切にされるそうです。
それは物に限らず、植物の自然霊や神様・仏様も同じ仕組みです。
神様に大切にされたかったら、神様がいると思って大切にするのです。
大切にしたものからしか大切にされないという、人間関係でも当たり前のことです。
これが、いわゆる引き寄せの法則そのもの。
ただし、神とは自然そのものです。
大きな流れであり、循環していくもの。
もののけ姫のシシ神のように「生と死」両方を司っています。
何が起きても、良いも悪いもなく、ただそうであるということだけ。
良い悪い、幸せ不幸せは人間が勝手に判断しているだけなのです。
日本昔話がちょっと怖く感じるのは、そういった自然的に発生することへの畏怖の念が込められているからかもしれませんね。
この二元性を考えたとき、自宅の神棚に手を合わせていて、ふと思ったことがあります。
この手と手を合わせる形って、2つを1つに統合しているんじゃないか?…って。
いや、実際そうですよね。
2つで1つなんだって。
noteを書くことにこんな効能があったんだ!とちょっと嬉しくなりました。
(表と裏、正義と悪、光と闇、身体と心、男性と女性、生と死…etc)
2つで1つになるということは「すべて」を表しています。
日本には七福神という神様に親しみがありますが、その七人は全員が日本人というわけではないそうです。
七に込められた意味は「すべて」
八百万の神の数字に込められた意味は「すべて」
全て、全部、たくさんという意味です。
日本や世界、地球がこれからどんな風に動いていくのかはわかりませんが、日本人の感性が必要になる時期がこれから来るのかもしれない、そんな気がしてきます。
身の周りのものを大切にして、
家族や仲間を大切にして、
自分を大切にして、
自然を大切にして、
神様やご先祖様に感謝して、
日本人として誇りを持って毎日をおもいっきり生きていこう。
こんな思いを、あなたと共有できたら最高です。
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