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化学物質過敏症(CS)発症者が、車を購入するための重要なポイントと車内臭、対策の話

化学物質過敏症を発症した人が車を購入する場合、CSの症状のレベルや反応する物質にも寄りますが、簡単に乗れる車に出会うことはできません。私も15年以上も、CS患者の住まいや住宅コンサルタント、生活相談を受けていますが、その中でも一番厄介なのは、車の購入や今まで乗っていた車の対策をアドバイスすことです。
CSが重くなればなるほど、そのハードルは上がります。そしてCS発症者の初心者が考えることは、新車より古い車、10年落ち20年落ちの車を探して、古ければ古いほど、新車のニオイが抜けて化学物質汚染がましになっていると思いがちです。
しかしそのようなことはありません。古ければまた新たな問題が発生します。その乗っていた人が、完全にニオイを持ち込まず、ゼロに近い良い空気環境で使用していたとしても、他の人が長い間使用していた車は、どこか臭うものです。

まず車を購入するにあたってのポイントは

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