年間休日数ごとの特徴とメリット

就職もしくは転職をする際、求人の条件や待遇はしっかり見極めたいものです。
特に年間休日数は、健康面やプライベートの部分に大きく関わってくるため、自分の中の理想を把握しておきたいところです。
ちなみに年間休日数とは、有休を除く夏季休暇及び年末年始休暇等を含めた、労働者が仕事を休める日数を指しています。
1年は52週であるため、年間休日が110日となれば、多くが週休2日プラス夏季もしくは年末年始休暇等がある企業ということになります。

では、年間休暇が120日を超える企業の場合はどうなのでしょうか。
その場合、基本的に週休2日と祝日、さらに振替休日は休みになると考えて良いでしょう。
厚生労働省が調査した労働者1人当たりの平均年間休日が115日であることから、120日を超える休日がある企業は恵まれた環境といえます。

休日が多いメリットとしてまず挙げられるのが、自分の時間を確保し、有意義に過ごせるということ。プライベートが充実することは、仕事のパフォーマンスにも影響します。
「プライベートのために頑張ろう」という気持ちになれば、おのずと労働者の生産性は向上し、相乗効果として労働環境の向上にもつながるでしょう。
職場の一人ひとりがそんな状態であれば、雰囲気の良い働きやすい状況になるのは目に見えています。

また休日は、日々の仕事で疲れた心身をケアするうえでも不可欠です。
仕事をしていると緊張状態が続き、肩こりや腰痛、目の疲れなど、節々に疲労が蓄積するものです。
そんな中、適度に休みがあれば、重症化する前に対処することが可能になります。
それは心についても同様です。
仕事が忙しい状況であれば、なおさら気付かないようなスピードでストレスは溜まっていきます。
仕事で心身を壊さないためにも、自分に合った年間休日数を割り出し、理想的な職場を探すことが大切です。
年間休日の全容を詳しくまとめたサイトがあったので、ぜひそちらにもアクセスしてみてください…http://annualholiday-honto.com