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孤独感は自分が自分らしく生きるために必要なもの

私の中に、大きく占めている価値観に、孤独感があります。

子供の頃から自分のことは自分で対応する生活でした。
基本的な生活面の話ではなく、心における話です。

子どもの頃から、学校であった嫌なことを誰かに相談することはありませんでした。
外で感じてきた嫌な感情は、自分の部屋で自分1人で抱えて、対応していました。
親や先生、友達に自分の悩みや困ったことを話した記憶はありません。

人と関わりながら生きてきた人が、ある事をきっかけに、誰にも相談できなくなったのであれば、孤独感を理解できていたと思います。
ただ、私の場合は、小さな時からこの人生しか経験したことないから、それが普通だと思っていました。

自分に、孤独感があるのだと、認識したのも最近のことです。
孤独感という価値観は、感情で言えば「寂しい」ということです。

そのことが分かり、自分と向き合うことになってから、孤独感を感じてきました。
孤独感を認識してから、仲間とのつながりを求めるようになってきています。

あるメンターに、孤独感があることを話した時、
「孤独感があるのはいいことなんだ。孤独感を感じるから仲間とのつながりを感じることができる」
と教えてもらいました。
孤独感を感じていなければ、仲間を求める気持ちは、これほど強くなかったかもしれません。

そして、孤独感があるというのは、
私が自分軸で生きるために必要なものだ
とも思うようになりました。

自分軸について考えるとき、私は内省し、自分と向き合います。
「自分は自分である」としようとすると、自分がブレなくなります。
人とは分かち合えないことも出てきます。

その時、孤独感は出てきます。
それでも私は自分軸で生きたい。
だから、孤独感を感じる必要があります。

「孤独感を感じるから、仲間とのつながりを感じることができる」
「自分軸で生きることを突き詰めていけば、孤独感を感じる」

孤独感という一見マイナスで辛い価値観も、自分にとってはギフトになっています。

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