旅行予約サイト、キャンセル料の相談相次ぐ トラブル年4000件 日本語対応の確認、国が呼びかけ

・旅行予約サイトでの消費者トラブルが増加傾向、キャンセル時の返金問題多く

・中には日本語の対応が手薄になりがちな海外企業のサイトに絡むものも

・消費者庁や観光庁は予約サイトの利用者に対して注意喚起を行っている

 国民生活センターによると、23年度に寄せられた旅行のネット予約を巡る相談は4月25日までに集計できた分だけで4346件で、未集計分を加えると、22年度(4499件)を超える可能性も
 海外のOTA(オンライン専用旅行会社)が運営する予約サイトでのキャンセル料に関するトラブルが目立つといい、とりわけ海外企業が運営するサイトは「言語や商習慣が異なり、日本の事業者よりもトラブルの解決が難しくなることがある」(消費者庁)
 消費者庁や観光庁はトラブルを避けるため、予約サイトを使う際のチェックポイントをホームページで公開しており、ネットで予約をする際には▽問い合わせ先や対応している言語▽実際の契約相手やキャンセルの条件――を確認するよう呼びかけている

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