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東京V対磐田 ヴェルディの守備を中心に…

本日はこちらの試合を取り上げていきます。
守備がメインとなる回です。

先ずは両チームの並びはこちら
👇

両チームの初期配置

お互い4-4-2を採用。
メリットとしては、オーソドックスで分かりやすい
戦術を落とし込みやすいのも挙げられます。
一方で弱点もあるのだが今回はそれを紹介する

4-4-2の弱点

最終ラインと両ワイドが低い時は斜線部のスペースが空く

こうなる条件は相手が前ではなく、後ろに矢印が向いてる時に起こりやすいです。
実際にヴェルディは、そのスペースを活かして前半序盤にビックチャンスを作る事が出来ました。
改善するには
カウンターに近い場面だったので、リーダーシップやラインの統率が出来るCBが居ると起きにくくなります。また、そうしたタスクを明確にする。監督が選手に伝える力も重要になるかなと。

次はポケットが狙いやすいのが4-4-2のデメリット

SBがサイドに釣られた場合CBとの間のスペースが生まれる

1つの対策として…

中盤1人が最終ラインに降りる。
トップが降りる時5-4-1
右SHが横にスライド時は5-3-2というような事も可能

これをするとポケットが狙われにくくなります。
CBもCFにマークを付けるのも大きいですね。
よって、失点は減る可能性は高まります。

ただ、デメリットとして
ボランチの上下の運動量⤴️
中で守備をする分CFとSHの守備強度が求められるのが難点ですね。

最近見てる⚽️はヴェルディなので彼らの守備について、触れますが…
ヴェルディの守備は、ある程度待ち構えて⚽️が来た所でスプリントかけて奪うミドルプレスの形。
ただ、それが少し前のめり過ぎる時が見られます。

例:右で⚽️を取る時、SBが直ぐに取れるよう高い位置をとってしまう
これによって最終ラインにズレが起きる。
さらに、オフサイドにも掛かりにくくCBからCFの裏抜けをされてプレス回避が成功する可能性が高い。
それを埋めるために横のスライドは必要です。

⚽️を奪う形をとる以上、逆サイドの展開は許容範囲とする

逆サイドの展開を👌としてるのは、プレスを剥がされた時にゴールから遠いから位置にあるからです。
それに目を瞑ればですが、最終ラインのズレの所は軽減出来ます。さらに、密集するので⚽️奪った際1人抜けたらカウンターも発動しやすいですね。

最後に
これはもしもの話ですが、これから東京Vがトップハーフ以上を目指すなら、このような守備のテコ入れは必要になると考えました。
今回はここまでにします。
最後までご覧いただきありがとうございました。🙇

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