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メニエール病とわたし。

2023年春、そいつは名札をつけてやってきた。
今まで何度も似たような症状はずっとあって、でもいつの間にか元気になるもんだからあまり気にも留めてなかった。

太ったからかな。運動不足だもんな。睡眠不足だしな。騒音酷いしな。更年期近いしな。もっともらしい理由はたくさんあったので、きっと気のせいくらいにしか思ってなかったのが本当のところ。
でも思い起こせば、かれこれ数年前からすでに症状はあったんだから驚く。

①幼稚園の送迎で、園の駐車場に車を止めると必ず耳鳴りがする。
②以前住んでいた上階の騒音と振動が酷く、いつも動悸がしていたこと。
③安住の地を求めた引っ越し先で、まさかのご近所が道路&騒音家族で動悸、耳鳴り。睡眠障害。←かれこれ5年前。
④環境の変化に心身ともについていけない。
⑤徒歩30分の距離で目が回り、立っていられない。
⑥テレビの低音が聞こえない。
⑦ついに世界がぐるぐる回りだす。←年に数回。
⑧食器の音や子どもの奇声に頭を殴られる。←たぶん聴覚過敏。
⑨お友達のママの声が聞こえない。←今ココ。

これらの不可解かつ我慢すれば元に戻る症状も、ついに10年の時を経て、めでたく病名がついたのである。

ちなみに耳鼻科へは何回か行ってみたものの、初期は回転性のめまいがなかったので、疲れてるんだね!で片付けられてしまっていた。

自分の中では謎の症状に名前がついたことで、なるほど。と納得できた部分もあり、なんでこんなに調子が悪いのかに対するモヤモヤはなくなったので晴れやかな気分ではあった。

問題は、さてここから。
仕事どうすればいい??である。

ちょうど諸事情でパートを退職して家に居たので問題はなかったが、再就職できるかな?である。
自分でも大丈夫なのか駄目なのか予測出来ないので困ったものである。

ぼちぼち様子を見ながら次なる職を探さないと……と、思いつつ半年ダウンしていたので体力がない。まず働けるだけの体力作りからかな。

人生はいつだって、自分の思い通りにはならないから面白い。

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