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寒露。

今日は寒露。


二十四節気の第十七。
10月8日~10月22日ころ。

夜が長くなり、露が冷たく感じられるころ。
寒露は野草に降りる冷たい露のことを指します。
日中はまだ日差しが暖かく感じますが、
朝晩は急に冷え込んできて。
この寒暖差が身にしみます。

富士山の積雪や、紅葉の話題もちらほら聞こえてくるころ。
急に寒くなると紅葉も綺麗に色づきそうで。
寒い時期の楽しみでもありますね。


七十二候。


*初候:鴻雁来(こうがんきたる)
10月8日~10月12日ころ。
ツバメに入れ替わるようにして、日本に雁が渡って来るころ。
春の『鴻雁北』と対になっている七十二候です。
越冬のため、遠く離れたシベリアなどから渡ってきます。
そして暖かい春になると帰って行くのです。

*次候:菊花開(きくのはなひらく)
10月13日~10月17日ころ。
菊の花が見ごろを迎えるころ。
旧暦の9月9日は無病息災や長寿を願う『重陽の節句』です。
重陽は菊の花の意味。
菊の花は不老長寿の薬効もあると言われていて、
節句には菊の花を浮かべた菊花酒を飲む風習もあるそうです。

*末候:蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)
10月18日~10月22日ころ。
キリギリスが戸口で鳴くころ。
昔はコオロギのことをキリギリスと呼んでいたので、
このキリギリスとはコオロギなどの鳴く虫の総称です。
秋も深まり、虫の声のピークは過ぎてしまいますが、
弱りゆく中でも最後まで必死に鳴いている虫たち。
小さな虫たちの生き抜く力に感銘を受けます。


✿今年は暑い日が長かったけれど、空気が秋らしくなり
やっと本格的に秋らしさを感じられる今日この頃。
服も半袖から長袖に。色合いも落ち着いた秋色になってきました。
スーパーにはさつま芋や栗などの豊かな実りも並んでいて。
そこかしこに秋がある。
少しづつ冬物を。朝は特に冷えるので、お布団も温かくしなくっちゃ。
旬の物を食べて、免疫力を高めましょう…♡

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