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芒種。

今日は芒種。

二十四節気の第九。
6月6日~6月20日ころ。

芒種の『芒』は、稲穂や麦穂などのイネ科の植物の穂先にある細い毛先の部分を芒(のぎ)と言います。
芒種とは、穂の出る植物の種を蒔くころのこと。
日本の田植えは種のまま田植えはしないけれど、その昔は寒冷に弱い米はこの時期に種を蒔いて苗まで育てていたようです。

一日一日と暑さが増してくるころ。
そして湿度も高くなってきて、西から梅雨に入るところも。
ここ最近は急な強い雨や、もう台風も発生してきて。
天候の荒れ具合に翻弄されてしまう。

七十二候。

*蟷螂生(かまきりしょうず)
初候:6月6日~6月9日ころ。
秋に生みつけられた卵から、カマキリが誕生するころ。
大人のカマキリの威嚇するように鎌を構える姿に、人間でも少し怖さを感じてしまいますが、人間に向かってくることはありません。
それどころか作物につく害虫を捕食してくれる、畑や菜園にとっては益虫なのです。
ひとつの卵嚢から200匹以上ほど生まれるのに、成虫として生き延びれるのは2、3匹ほどとか。
大人のカマキリに出会えるのは、貴重な出会いなんですね。

*腐草為蛍(くされたるいくさほたるとなる)
次候:6月10日~6月15日ころ。
ホタルが暗闇に光を放ちながら、飛び交うころ。

*梅子黄(うめのみきばむ)
末候:6月16日~6月20日ころ。
梅雨入りと同じくして、梅の実が薄黄色に色づくころ。
梅雨という言葉は、梅の実が熟す頃の雨という意味です。


✿急な暑さと雨の湿気。
急な変化に身体がついていかずに体調を崩しやすい時期。
少しづつ身体が慣れて、順応していかれますように。
自分自身の心地よさを大切に。
そうすればきっと大切な人たちにも優しくできるから…♡

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