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現実は、自分が見たいように世界を見ているだけ


思考(解釈、思い込み、考えていること)が感情を生み、それが現実創造のサイクル


と知った時、かなり衝撃を受けました。

だって、感情って考えなくても湧いてくるし、コントロール出来ないじゃん!特に怒りとか恐怖とか。

でも思考って、コントロールできるじゃん!
(エセポジティブシンキングを無意識にやっていたので、その時はエセポジティブだと気づかず、ネガティブを感じてもポジティブや感謝で押さえつけ、こじらせました笑)

けど、思い込みや設定、解釈が感情を作っている
と腑に落ちた話がありました。

有名なエピソードだと思いますが

電車の中で、子供が走り回っているのにぼーっと立っている父親。
周りから見たら、人様の迷惑になっている子供を注意しない父親、でした。
「みんなが迷惑しているので注意してもらえませんか?」
と言ったら
「すみません、たった今妻を亡くしたばかりで、子どもたちにどう伝えようか悩んでいました。」
という返事が返ってきて

迷惑な子供と注意しない父親、から、妻を亡くして可哀想な父親と事実を知らない不憫な子供

に変わったのでした。

本当だー!!!
最初は、どんだけ甘やかしてるんだこの父親(怒)だったのに、その話を聞いた後は、「あーなんて可哀想な親子なんだ」と思っている私!

事実は「電車で走り回ってる子供と、見ている父親」だけなのに!
怒りも哀れみもくっつけていたなんて。


もう一つ、私の話。

私は二世帯住宅に住んでいるのですが
(玄関別の2.3階が我が家、1階が義母)

引っ越した当初、お義母さんに気に入られるように、トラブルが起こらないように、良い嫁になれるように、頑張って気を遣っていました。

毎日子どもたちを見せに行ったり
何かあるたびにおでかけやご飯に誘ったり
夜ご飯作って持って行ったり
関係は良好でした。

しかしある日、
お義母さんが
「新築の家だけど、どうしても気に入らないところがあって、リフォームしようと思ってるんだけど、
ついでに色々やってもらうから、何か気になってることある?」
と、私の母親に意見を求めました。

私の母は、風水や片付けが好きで、詳しいこともあり
ここはこうした方が良かった
トイレはこの位置が良かった
と、素直にダメ出しを始めたのです。

こんなにダメ出しされると思わなかったお義母さん(笑)

この時、両家でご飯を食べに行っていたのですが
帰ってから悔しくて泣いたそうで(笑)

バカにされたと感じた
私が母に言わせてるのかと思った

と言われて、私もカッチーン。

こんなに日々、良い嫁と思われるように頑張ってたのに
自分の見たい世界の中でしか私を見ないんだ!


ここではきっと
私が意見言えなくて自分の母親を使って不満を言わせて、バカにされた世界
がお義母さんの中では繰り広げられていたでしょう。

それ以来、私がいくら良い嫁を頑張っていても、
人は自分の見たいように世界を見ていて、
その中で自分の世界が展開されていくので

「私が実は不満を持っている」と思い込んでいる人に、わかってもらいたい、とか、良い嫁と思ってもらいたい、など相手にこう思ってもらいたくて努力するのは無駄なんだな

って気づいたんです。

どうせその人の解釈の中でしか私を見られないのなら、私も自分のやりたいようにやろう。
どうせ何をやっても何か言われるなら、気を遣ってるのがバカみたい


と目が覚めた出来事でした(現在も関係は良好なのでご安心を!笑)

これは、全てに当てはまるから
被害者、加害者も、本当は存在しなくて、
私は〇〇である、私はこう思っている、って意味づけしてるから、そういう世界が展開されている
だけなんですよね。

なら、自分好みに、好きに幸せな世界を作りたい♡

自分がどんな世界を見ているのか
どんな思い込みを持っていて、そこからどんな世界を作り出しているのか
それに気づけるのが、ノートを使った自分とのおしゃべりなんです。

次回はそのやり方を説明したいと思います。

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