Fのコードをその場で弾いた高校生
皆様こんにちは。
ギターの山田です。
昨日とても面白いことがありました。
最近ギターをはじめた女の子がFのコードを教えてすぐに弾けるという僕の中でもまだ見たことのないものを見ました。
こうやるんだよ~やってみて~せーの、ジャーン!!わ~!
みたいな。そういう感じはじめてみました。
高校生くらいの年頃の可能性ってすごいですね。
興味や、本人のがんばりや、色々な要素もありますけど大人が引き出してあげる努力もわすれてはいけないと感じます。
いつも最大限に引き出してあげたいという気持ちはもってます。
横並びにした教育分野もありますが、個人レッスンがある環境はいいなと思いました。僕はそういうプロとしてやってきたので改めてそう思いましたね。
やる気がある人とない人は基本的には一緒にいるのは難しいです。
そうすると一年たっても両方の能力を育てられなかったという形になってしまい、それは大人の責任としてどこかでは先生本人に清算してもらうことをした方がいいと思います。先生も常に勉強してなければ、オールドな価値観で話してしまい、現代の状況とは全然かみあってない、でも子供は真剣に聞いているみたいな悲しい形に。
その責任を負いたくないので全員まとめてやるというのはある意味無責任でいられます。
物も情報もあふれかえる世の中は人の興味も簡単に変わってしまう時代です。大人でもなかなか集中できません。
また近年の物事の変化の速さと、心の変化のスピードはついていけてない気がします。
なにも身についていないというようなことにならないように自分は得意分野の音楽でしかできませんが、子供の頃から今までどうやって練習をしていったとか、気分が下がってるときにどうするかとか、そういうリアル体験をもっと教えていこうかなと改めて思いました。
自分も集中力は流されがちなのですが、芸事だけはうまくやりくりできてます。そういうのは学生時代の習慣から来てるのかもしれません。別に音楽じゃなくてもいいし、そういう習慣を自分で作った体験があるのかないのかは大きく方向性に違いがでますね。
ギターからそういう体験をできたら、若い子の未来の為にも役立つでしょうしとても嬉しいですね。
いつも読んで頂きありがとうございます。