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ヤギと自分のこと少し

だいちゃんの事をお伝えしてから、次はどんな事を書いて行こうかと考えていました。Twitter(X)やFacebook, Instagram…一般的にSNSをやってはいますがどれも統一性がなく、気分での投稿。
ヤギさんについては、Twitter(X)が一番発信出来ているかも知れません。

バブル後期にOLとして会社勤めし、英国のフラワーアレンジメントに魅せられて留学。その後はお花の仕事をしたくて奮闘していました。
なかなかお花一本では仕事にならず、パソコン教室の先生をしたり、いろんなバイトもしました。
紆余曲折有り、現在は家業の担い手の一人となりました。

お花は依頼を頂いた時だけお作りしています

今は祖父が創業したヒラヰ電計機株式会社にて役員として日常業務を執り行っています。

当社の紹介を少し。
創業は1921年(大正10年)日本に「電気」というものが普及し始め、まさに新しい世の中に移り変わる、そんな頃。

祖父は生きていたら恐らく130歳位(笑)
若いころは随分苦労したようで、丁稚奉公から身を立てたと聞いています。その奉公先では某有名電気メーカー(経営の神様と言われた方ね)の創設者さんと一緒に仕事していたと聞きました。

電気には「弱電」と「強電」という2種類があります。

簡単に言うと弱電は、家庭などで使われる電化製品に応用される技術。
強電は大電流を生み出す発送電、エネルギーとしての技術。

と、なります。簡単すぎか…。
ま、私も正直そこはあまり詳しくありません。
某有名電気メーカーの創設者さんは弱電の世界。即ち、今も家電業界で大きなシェアをお持ちです。

そして、祖父が選んだのは強電。発電所や送配電に用いられる大電流の電圧等を正確に計測する「変圧器、変流器」の世界でした。
大電流…なんよ、それ?ですよ。そもそも発電所で作られている電気がどんなものかも判ってませんでした。
うーん、なんか判らんけどレアな…
レアすぎて、誰にも理解して貰えない事も多々あり。私自身、未だに目に見えない電気という世界に「?」しかありません。
 ※弱電、強電についての説明はきっとネットの住人の方々の方が正しいと思いますので、そちらをご参照下さいませ。

でも、インフラを支えている製品を作っている事は間違いありません。
(そんなザックリでええのか!祖父は泣いているぞ!)

祖父が亡くなった後は、叔父が社長となり、その後父が社長となり…
その父も、もう84歳となり、現役を退きました。が、まだ会社には来て、パソコンを使い、女子高生並みにスマホも使いこなし、パソコンを使って設計もしてます。
なかなかスゴイ爺さんかもしれません(笑)

20年ほど前からは弟が社長となり、2019年に出来た新事業所にて祖父が作った業種を守りつつ新しい分野への開拓に進んでいます。
弟はもう一人いて、その弟も同じく経営に携わっております。
三人三様、それぞれの持つ特性を生かして、なんとか会社の存続、社員の生活を守ることを大事と考えて日々を送っています。

コロナウイルスの感染拡大によって、世界中が大混乱となり、世の中の仕組みも変わってきました。幸い、当社は社員さんの努力もあり感染者も少なく、インフラ関係でもあるので大きなダメージは無く過ごせております。

けれど、変わりゆく世の中に対して、今までの仕事だけではなく、何か世や地域に貢献できることはないかと探し続けています。
その取り組みの第一歩が「ヤギによる除草」かも知れません。
 ※ヤギ除草についての詳細も後に書きたいと思います。

兄弟三人と、社員さん達と、ヤギ達と…
これからも模索し続けて行きたいと思います。

もっと簡単に短文でと思ったけれど意外と長くなってしまった。
読んで下さってありがとうございました。


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