随筆: 悪夢、そして苦笑
今朝も何度も見る同じような悪夢で目が覚めた。
ほっとして、そして、苦笑した。
もう定年退職をして10年になるというのに。
私の悪夢といえば、学校での勤務中に関することである。
その1
チャイムが鳴り始めたので、教室に行こうと急いで席をたった。
ところが廊下を歩き、つきあたりの階段を登ろうとすると
階段が見あたらなかった。
「あれ。階段が無い。どうしたのだろう。
これでは教室に行けない。」
困り果てているところで目がさめた。
その2
授業に行こうと席を立った瞬間、周りの雰囲