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《怪談》狐に化かされた話

皆さんは狐に化かされた経験ってありますか?

僕は無いです。霊感もないので。
出身は田舎なのですがね。
ただ、話はよく聞きますね。

化けた狐を見たという話は聞きませんが、道に迷ったという系統の話をよく聞きます。

ネットやテレビで得た共通の情報、人づてに聞いた情報を紹介します。



①家に帰れない

山形の山林の話。
田んぼがあるほど田舎の地で、山林に入った際、階段を降りて帰ろうとした。
しかし降りることができない。
というのも、階段を降りて角を曲がるとまた階段の上に戻っているのだ。
地元で慣れ親しんだ道なので、迷うなんてことはない。
何度降りてもまた階段の上に戻る。

この時、体験者は二重に焦った。
なぜかというとその地域では行方不明者が多発していたからだ。
過去に耳にした教訓で《タバコに火をつけて投げるのがいい》というのを思い出した。
体験者はたまたま喫煙をする人間であったため、タバコを出して火をつけ、投げた。
そうして階段を降りてからは、階段の上には戻らずに帰れた。
行方不明者が多い地域なので、タバコが無ければ神隠しに遭っていた可能性がある。

②分岐する道

登山が趣味の体験者。
阪急沿いの山でのこと。
その山には、斜面が急で立ち入り禁止になっているエリアもあるが、その場所以外は歩けるようになっている。
登山仲間曰く、「その山には狐が出る」とのこと。
体験者は登山仲間とルート通りに登山をしていたが、斜面が急になりだした。

不審に思い地図を確認したところ、地図では現在地の道が二手に分かれていた。しかし目の前の道は1本だった。
冗談半分で「狐に化かされた〜?」と言い、マッチを燃やしたところ、目の前の道が2本になった。
 
燃やす前に1本だった道を改めて見ると、警察の捜査で使う黄色いテープが貼ってあった。その先は崖なみに斜面が急なので、もしマッチを燃やしていなかったら滑落死していた可能性があった。

③タクシーの乗客

深夜に1人の乗客を乗せた際
「揚げ、下さい」
と言われた。
しかし運転手が油揚げを持っているわけがない。
無いと言うとその乗客は消えてしまった。

考察

 お稲荷さんは狐の神様だ。
そして《稲》の神様でもある。
稲は火に弱い。
だからタバコなどの火気が有効なのではないかと思う。

しかし他の体験談では《放尿をする》という行動でも、催眠(?)が解けたらしい。


引用、参考話

noteでもありました。

皆様も体験談ありましたらコメントで教えてください!

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