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Photo by
primal1980
足があると思ったら、ただの足跡だったぐらい肩透かしな時代
僕は過去に書いた記事で100スキ貰っている。
スキがたくさん。
でもこれは形だけ。
その時は僕の記事が良いと思ってスキしてくれた人も、今は良いと思ってないだろう。
記事へスキした事実すら忘れているかも。
この記事は足跡。
そこそこ大きな足跡かもしれない。
だけど常に新しい足跡は出続けている。
どれだけ大きな足跡を遺したところで、他にリアルタイムで出てくる無数の足跡にかき消される。
言うなれば写真だよね。
記録としては残ってるけど、その人はもうこの世にいなかったり、写っている建物は取り壊されていたり…。
瞬間の保存。次の瞬間には失われている。
諸行無常。
チャンネル登録者数が10万人を達成したとして、その段階で初期に登録していた最初の2万人はもう関心がなくなっているかもしれない。
クリエイターはチャンネル登録者全てを生足だと思ってるのかもしれないが、実はただの過去であり記録。足跡なのかもしれない。
再生回数が落ちてきても、チャンネル登録者数は減らないから。
今の時代は足跡が多すぎる。
数字という分かりやすいものは溢れているのに、中身と差がある。
時代は形だけになってるのかな。
記号という幻想を追い求める虚構の時代だ。
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