ブームって供給側が起こすのでは

かつてビジュアル系バンドブームと呼ばれるものがあった。
けど別に、世間はビジュアル系を求めていなかったと思う。供給側のバンドがビジュアル系化していった印象。売れているものを模倣した結果。つまりブームというのは、需要側(客)が起こすのではなく、供給側(クリエイター側)が起こすものではないかと。
 最近は異世界系ブームだが、それもファンではなく作品側にそういう系統が多い印象。カクヨムや小説家になろうといった小説サイトでは、軒並みその系統の作品が頭ひとつ抜けて多い。

あとはeスポーツブームだろうか。韓流ブームや声優ブームもそう。

eスポーツも需要側(観戦客)より供給側(プレイヤー)の方が多い。
韓流アイドルグループも、多分供給量が多いんだろう。だから需要側で流行っているように見える。実際はエンターテイメント提供に割く人口割合が日本より多いと予想。
声優も、ファンはほとんどいないけど、なりたい人は増えている印象。それによってテレビでも声優ブームと題打って特集されることが増えた。

この理屈で言うと、格闘技ブームが来る方法は、観戦客が増えることではなく、格闘技の大会に参加する人間(格闘家)が増えることだと思う。でも怪我がつきものなので、増えにくいだろう。野球やサッカーにブームが行ってしまう。朝倉未来や那須川天心は、格闘技ブームというより、YouTubeブームに乗っている印象だ。
YouTubeは供給側の方が現状多いから、僕の唱える理屈にのっとれば、ブームと呼んでいいだろう。

ブームは供給側が起こすもの____

精神病院(供給側)が増えれば、精神病ブームも来るのかもしれない。
noteブームは来ないだろうな。書いてる人は周りにいない感じするもん。

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