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《V系って知ってる?》Varsailles

 

耽美主義のバンド

Varsailles《ベルサイユ》


中世の色彩を超え



薔薇の末裔たち

2007年にKAMIJOとHIZAKIを中心にして結成。

中世フランスを題材にしたバンドだ。

メンバーが個性的で印象に残りやすい。

TERUとHIZAKIの格好はほとんど変わらないので、ビジュアル系バンドにありがちな、「毎曲毎曲、誰が誰だかわからない」

みたいなことが全く起こらない。

こだわりがあるのだろうが、やはり生半可な覚悟ではないんだろうなというのが伝わってくる。

オススメ曲紹介

PVがミュージカルみたいでカッコイイので、PVだけでも楽しめます!

革命は美しく燃え上がるセレナーデ 
ああ 罪と醜さを吸い出してあげる

Varsailles/ASCENDEAD MASTER

マスコミに取材されている所が面白い(笑)

中世にマイクないやろ。

ところどころ意味深な少女が出てきますが、一応曲は物語として繋がっているらしいです。

サビは盛り上がりますが、「永遠の罪人」からのピアノで溜めてからのサビはもっと盛り上がります。

そしてこの曲大一番の

ああ 人はみな 求めるだろう

悲しき永遠の生命を 

憎しみを 争いを 

孤独と引き換えにして

今 吸い出してあげよう

そう 目を閉じて…

Varsailles/ASCENDEAD MASTER

最後の「ジャーン!」というピアノが特にミュージカルっぽいです。

暗転して結!みたいな。

耽美ですねぇ〜。

クラシック要素が入っているのですが、エックスジャパンとはまた違ったタイプの取り入れ方かつ違う点はやっぱりミュージカル調の有無なのだろう。

 HIZAKIのギターソロもパイプオルガンを連想させるフレーズがあったりする。

そこからTERUとのツインギター(笑)

釣りポーズは完全にシンクロしています。

色々こだわりが感じられて美しいのひと言でした。

あと「永遠の罪人」の部分で映るKAMIJOはカッコイイです。本当に二次元キャラクターの王子様。

まあ設定は吸血鬼なのかもしれませんが。
吸血鬼になった貴公子?

KAMIJOの髪型髪質、長さはこのPVが一番好きですね。

「母なる薔薇よ教えてくれ」


DESTINY

ギターソロの主張が激しい。
タッピングからのツインギター!
からの恒例シンクロモーション!

過ぎ去った日々を見つめて
その傷に誓いと別れを
共に歩いてゆこう
どんな苦しみも抱きしめて
愛する人 もしも貴女に出会うことがなければ
この温もりさえ知らなかった

Varsailles/DESTINY

歌詞も素晴らしいですよね!

輝く日々
それは過去ではなく
未来にあるはず

Varsailles/DESTINY

最後にバラを投げ捨てるシーンはもはや映画です。


MASQUERADE

PV撮ってるところはASCENDEAD MASTERと同じかな?

この世はマスカレード
仮面を着けた魂達が
踊る舞踏会
瞳だけが映し出す本当の貴女を抱きしめて
運命と落ちていく

Varsailles/MASQUERADE

途中でみんなが振り返って後ろに進んでいくのが気高いですね。

KAMIJOふんぞり返って歩いてましたよ。

 マサシのベースソロで上条がカメラ目線になるのが面白い(笑)
ぶっ飛んでるからやっぱり面白いんですよね。 
本人たちは真面目ですよ?もちろん。

メンバー交代

しかし活動途中でベースのjasmineジャスミン・Youが死去し、MASASHIが加入。

そしてジャスミンを想った《Serenade》を制作。


個々の活動

HIZAKI&TERU新バンド

Jupiter


Kamijoソロ活動

フラメンコを連想させるギターソロ

マリスミゼルを感じさせます。

「美しいならば それでいいじゃない!」

真夜中に咲いた薔薇は
触れた者を 棘で愛した
たとえそれが悲劇でも

KAMIJO/TEMPLE


Varsaillesでは表現しきれなかったことをソロ活動では表現しています。


そして新たな時代へ

2023年────

Varsaillesが帰ってきました。


薔薇のように無敵な花に

Varsailles/Vogue

醜い私にさよなら告げて踊る

Varsailles/Vogue

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