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後悔は伸びしろ

やりきった人生には伸びしろがない。
「ああ…俺の人生、ポテンシャル出し切ってもこれぐらいしかいかないのか」
という考えに繋がる。

「やらない後悔よりやった後悔の方がいい」という言葉があるが、やった後悔だと前述のように伸びしろというタラレバの希望がなくなる。
やらない後悔は、想像出来る伸びしろが無限大だ。

僕にも《やらなかった後悔》が割とある。

「好きな人に告白すればよかった」
「もっと遊んでおけばよかつた」
「もっと効率よく勉強しておけばよかった」
「料理をしておけばよかった」

好きな人に告白できても断られた可能性も十分にあった。
そしてその娘は持病を持っていた。
そして親友もいた。

 効率よく勉強してもその後の人生に生きるかどうかは分からない。
ゲームが職業に繋がり、資格などの特殊スキルもAIに取って代わられる時代になりつつある。

人間万事塞翁が馬だ

この世に生きている限り、理想が100パーセント叶うのはありえない。四苦八苦がセットでついてくるのが常だ。

その証拠に《やった後悔》の実体験を挙げよう。
漫画家になりたいという伸びしろが捨てきれず、専門学校に通った。

壮絶な肩透かしを味わった

学校に通わなくても学べる授業内容…むしろ明らかに、通わない方が効率よく、かつ経済的に学べる内容だった。

「自分が取れる選択肢の伸びしろ最大値はこんなもんか」と思っていた。

だからやらない後悔の方が、「まだまだやれたな」と思えたが、俺はめちゃくちゃやって無理だった。頭打ちの天井で燃え尽き症候群になった。
「こんなに頑張ったのに…」

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