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現代は《お金》より《時間》が大事

最近スマホゲームをしていると、広告を見るだけで課金相当のアイテムが貰えるようになった。

あとそのスマホゲームは放置していても敵を勝手に倒してくれる。

これは《オート機能》の一種だろう。

最近はゲームに効率を求めるようだ。
「アイテム採取を最速で行う方法!」
「クエストを速く回す」

暇つぶしでやるゲームで効率を求めるというのは、本末転倒じゃないかと思うが、ブラック企業で働く人間へのサービスなのかと最初は思っていた。

否!

その間、他のゲームをやっているのだ。

スマホゲームは星の数ほどあるが、どれも高品質で楽しい。スタミナ制限などで出来なくなれば、今度はTwitterや小説サイトに入り浸ればいい。ちなみに全て無料!
たとえ消費者が皆ニートになっても追いつかないくらい毎日更新されている。供給過多すぎる。

「テレビを観ながらスマホゲームをして、携帯ハードのゲームもやる」みたいな習慣を声優のラジオの聞いたことがある。

これは娯楽が有り余っている証だ。

昭和なら……もっと言うと江戸時代でこんな《ながら〜》をするほど娯楽は多様じゃない。せいぜい春画を見ながら自慰行為するくらいだろう。
ネットがないからスマホもないし、テレビもない。だから当然ゲームもない。

先ほどの声優さんが言った習慣は全部消える。

だから江戸時代はアウトドア派が非常に多かったと思う。
家にいてもやることが無いから時間は有り余っていたと思う。技術もないから家事をやっていたのかもしれないけど。

しかし今は娯楽の水準が頭打ちしている。
APEXが無料でできるなんて信じられない。
お金より時間の方が貴重な時代になっているのではないか?

この先時代が進むと、娯楽ももっと発達する。
そうなるともっと時間に価値が出て、広告が増えて、オート機能が進み、俺みたいなインドア派が増えるんだろうな。

働き方改革が進んだのもタイムイズマネーの価値観が進んだからだろう。

いや、《is》ではなく《than》か。

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