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理科学習帳。与えられている学習問題になっていないだろうか?

Hola! Canvaの Teacher Canvassador の清水です。

このサイトでは、Canva for Education を利用した教材づくりや授業づくり、Google for Educationなどの教育ICTに関する情報。

そしてぼくのライフワークにもなっているSDGs*学校教育、SDGs*子育てについての情報をお伝えしていきます。


今回は小学校理科のお話。

ぼくは東京都の公立小学校勤務時代、東京都小学校理科教育研究会(都小理)の研究員・シニア研究員として、理科どっぷりの時期がありました。

画像引用:http://toshouri.e-kenkyu.net/
画像引用:http://toshouri.e-kenkyu.net/

問題解決のプロセス(学習の進め方、学び方)そのものを授業を通して学んでいく研究員時代。それゆえ、学習問題の設定の仕方や妥当な考えの導出(考察)などの言語活動が伴う場面での度重なる失敗・・・(笑)
この時から、学びにおける言語力の重要性。つまり、学習の基盤が国語科にあることを痛感してました。


ちょっと話題が変わって・・・Google検索で「理科学習帳」と検索すると、以下の画面が出てきます。

もしかしたら、長野県オリジナルなのかもしれない「理科学習帳」。県内でかなりのシェアがあるのでは?と思うほど、多くの学校で使われています。

いわゆるワークブックなので、問題解決のプロセスを通して、知識・技能だけではなく科学的な見方・考え方を養うのに、果たして良いツールと言えるのか。

与えられてしまっている学習問題になっていないだろうか?

授業者の力量がめっちゃ問われます。

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