夜のクラゲは泳げない 6話 母娘の絆に感動

DMで売れない地下アイドルから楽曲制作を頼まれたJELEE。
依頼してきたのは……お前かあああああ！
いたね、クラゲの壁画の前でライブしてた人だ。

18歳の頃からアイドルやって来たけど売れず次の曲で売れなきゃ事務所もクビになってしまうと…世知辛い世の中だな。
しかし31歳まで売れなくても続けてるのは凄い根性。

みー子に合わせた歌詞などを作るため私生活を取材する一行。
バイトしたりSNSで嘘ついたりするみー子の家で出会ったのがまさかの娘。
子持ちだとおおおおおお！？

不思議な親子関係だったねと言う話からお互いの親の話になる二人。
まひるが普通だよと言う傍ら花音は親がプロデューサーだったことからビジネス関係、今となっては必要とされてないんだみたいな。
重い、重いよ花音ちゃん…でも不器用なだけだと思うけどね。

小さい頃は引っ込み思案で友達もできなかったアリエルちゃん。
そんな時、元気をくれたのが母親であるみー子だった。
でもそんなお母さんをクラスの奴らは変だって言うと。

悩むアリエルちゃんに分かります！ひとりぼっちを救ってくれるのはいつだって推しなんですよね！誰かを好きな気持ちが間違いなわけがないです！って熱く語るメイちゃん。ドルオタの鑑だな。

みー子のライブ当日、アリエルちゃんはクラスの男子から母親の事を弄られるわけだけどそれを知ったみー子はライブすっぽかしてアリエルの所に走っていくわけじゃないですか。良いお母さんだよね。

みー子の抜けた穴をJELEEのコピーバンドとしてステージに立つ花音たち。
歌声同じだし絶対バレるだろと思うけどそれはさて置きライブシーンは手描きで動かしてたの良かったね。

そして弄ってくるクラスの男子にあなた達にお母さんの何が分かるのと全力で推しを語って、私は母さんのTO(トップオタク)だからって堂々と言うのエモい。

そこに現れたみー子に照れて逃げるクソガキに草。
こんな美人が目の前にいたらこうなるでな。
俺もクラスメイトのお母さんに美人いてドキっとしたもんよ。
小学生の時に一番羨ましいのはテストの点が良い奴でも足が速い奴でもゲーム機持ってる奴でもないから。両親が美男美女の奴だから。

ライブで皆に言わないといけないことがありますと年齢も子持ちであることも伝えて「これからはアリエルのためのスーパーアイドル馬場静江です」って言えるの凄すぎる。その後、親子の映像を使った曲がバズったと。

いやー、良い回であり難しい回だねこれは。
オタクって推しの恋愛基本NGじゃん。
でもヨルクラの話として凄くエモいなと思った話でした。